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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:34960.69 -382.59 -1.08%
◆S&P500:4400.27 -47.81 -1.07% 
◆NASDAQ:14525.91 -130.27 -0.89% 

 18日のNY株式相場は続落。軟調にスタートすると、午後に公表されたFOMC議事要旨で年内の資産購入の段階的縮小(テーパリング)開始が示唆されたことで下落幅を拡大した。ダウ平均は382.59ドル安(-1.08%)とほぼ一日の安値で終了し、S&P500も1.07%安で終了。ともに2日続落となった。ハイテク株主体のナスダック総合は0.89%安と3日続落した。S&P500の11セクターは一般消費財を除く10セクターが下落。エネルギーが2.40%安となったほか、ヘルスケア、IT、生活必需品、金融、素材、資本財、不動産が1%超下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の17.91ポイントから21.57ポイントに上昇した。

 朝方はFOMC議事要旨の公表を控えた様子見の中、米7月住宅着工件数が市場予想を大きく下回ったことも重しとなった。ただ、好決算を発表したロウズ(+9.59%)やTJX(+5.57%)などの小売株が上昇し相場を支えた。しかし、FOMC議事要旨で、経済が予想通り回復するならば、年内のテーパリング開始が適切であるとされたことで幅広い銘柄が売りに押された。
 引け後に決算を発表したエヌビディアは時間外で3%近く上昇。グラフィック・カードが好調で売上高と利益が市場予想を上回った。