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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均: 33171.37 +98.49 +0.30%
◆S&P500: 3971.09 -3.45 -0.09%
◆NASDAQ: 13059.65 -79.08 -0.60%

 29日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均は朝方に167ドル安まで下落したものの、98.49ドル高(+0.30%)と3日続伸して終了。7営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では2日連続で最高値を更新した。追証で金曜日に急落したバイアコムCBSとディスカバリーが不安定な動きを続けたことで金融株が軟調となったものの、ボーイングやプロクター・アンド・ギャンブル、ウォルマート、マクドナルドなどが上昇し、ダウ平均を押し上げた。S&P500は一時、0.79%安まで下落したが、0.09%%安と3日ぶりの小幅反落で終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は1.30%安まで下落後、0.60%安で終了し、3日ぶりの反落となった。小型株指数のラッセル2000は2.83%安と主要3指数を大きくアンダーパフォーム。年初来上昇率は12.49%に縮小した。

 米投資会社アルケゴス・キャピタルの破綻の影響で金曜日に27%安と急落したバイアコムCBSはこの日も一時10.84%安まで下落し、6.68%安と5日続落した。アルケゴスとの取引で巨額損失が発生した野村ADRが14%下落し、クレディ・スイスも11%超下落。米銀ではモルガン・スタンレーが一時5%安まで下落し、ゴールドマン・サックスも一時約3%下落した。ただ、終値ではそれぞれ2.63%安、0.51%安で終了した。業種別ではエネルギーが1.26%安と下落率トップとなり、金融が0.93%安、ITが0.51%安となった一方、公益、生活必需品のディフェンシブセクターとコミュニケーションが1%超上昇。コミュニケーションではバイアコムCBSの下落が重しとなったが、好業績期待が強まったフェイスブックとツイッターが2.7%高となり、アルファベットとネットフリックスも1%超上昇し、業種指数を押し上げた。