ここから本文です
投稿一覧に戻る

【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:32619.48 +199.42 +0.62%
◆S&P500:3909.52 +20.38 +0.52%
◆NASDAQ:12977.68 +15.79 +0.12%

 25日のNY株式相場は反発。パウエルFRB議長が将来のテーパリングに言及したことで下落してスタートしたが、空運、クルーズなどの経済活動再開銘柄が買い直され主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均は348ドル安まで下落したが、取引終盤に252ドル高まで上昇し、199.42ドル高(+0.62%)と3日ぶりに反発して終了。中国の欧米製品ボイコットを受けてナイキが3%超下落したものの、ボーイングが3%超上昇したほか、アメリカンエクスプレス、トラベラーズが2%超、ホーム・デポ、キャタピラー、3M、ウォルト・ディズニーも1%超上昇しダウ平均を押し上げた。S&P500も0.92%安まで下落後、0.52%高で終了し、ナスダック総合は1.35%安まで下落後に、0.12%高で終了。3指数はそろって3日ぶりの反発となった。寄り前に発表された新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことも景気回復期待を高めた。

 S&P500の11セクターはコミュニケーションが0.33%安、ITが0.07%安と2セクターが下落した一方、金融、資本財、素材が1.4%超上昇し、公益、生活必需品、不動産も0.7%超上昇した。金融では地銀や保険株が軒並み高となり、資本財では空運、航空株が大幅高。一方、コミュニケーションでは放送株が大幅安となり、ネットフリックス、フェイスブックも1-2%下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の21.20ポイントから19.81ポイントに低下した。先週に1.75%台まで上昇した米10年債利回りは1.63%と前日比0.02%上昇した。