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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:32423.15 -308.05 -0.94%
◆S&P500:3910.52 -30.07 -0.76%
◆NASDAQ:13227.70 -149.84 -1.12%

 23日のNY株式相場は大幅反落。世界的な新型コロナウイルス感染第3波の拡大が嫌気され、景気敏感株が幅広く下落した。ダウ平均はほぼ横ばいでスタートしたものの、終盤に下落幅を拡大し308.05ドル安(-0.94%)と反落して終了。ダウ・インクが4%超下落し、ボーイング、キャタピラーも3%超下落した。S&P500も0.76%安と反落。公益、生活必需品、不動産のディフェンシブ・セクターが上昇した一方、素材が2%超下落し、資本財、金融、エネルギー、ヘルスケアが1%超下落した。ハイテク株主体のナスダック総合も1.12%安と反落し、小型株指数のラッセル2000は3.58%安と昨年6月以来の大幅安を記録した。投資家の不安心理を示すVIX指数は20.30ポイントと前日比1.42ポイント上昇した。

 WHOが世界の多くの地域で感染力の強いコロナ変異株の新規感染が拡大しているとし、ドイツではロックダウンが4月18日まで延長され、フランスでは3分の1近くが土曜日から1カ月のロックダウンに入った。経済活動正常化期待が大きく後退し、クルーズのカーニバル、小売りのギャップ、空運のユナイテッド航空などが6-7%下落し、原油相場も6%超の大幅反落となった。米10年債利回りは1.62%台に低下(価格は上昇)。コロナ感染拡大でリスク回避が強まる中、パウエルFRB議長が議会証言で行き過ぎた金利上昇に対処する用意があるとしたことや、米2年債入札が順調だったことも米債の支援となった。