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18日の日本株は反発が焦点になっている。17日の米国株市場でNYダウは、前日比90ドル高で終了した。

米国株市場は、小売売上高や鉱工業生産などの指標改善が支援材料になった。米10年債金利の上昇は続き、銀行株や保険株、カード関連株などをサポートしている。
個別では著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが株式取得を明らかにしたベライゾン・コミュニケーションズやシェブロンなどが上昇した。

17日は米FRBが1月26-27日開催のFOMC議事要旨を公開した。会合参加者が労働市場の回復ペースの鈍さなどを理由に、景気は「FRBの目標とする水準にはほど遠い」との認識で一致していたことが明らかになった。物価上昇については「一時的で長続きしない」と指摘。改めて超金融緩和策の長期化に安心感が広がり、米国株は下支えされている。

原油相場は続伸。米指標改善のほか、テキサス州での寒波襲来による原油施設の操業停止と供給減少観測などが原油相場をサポートしている。リスク選好や米債金利の上昇を後押しさせている。

日本株は米指標改善などが下支え要因となりやすい。米債金利の上昇による金融株の上昇やドル高なども、日本の関連株にはプラスとなる。日本ではコロナワクチンの接種が始まり、米英日などではワクチン拡大と先行きの経済正常化が期待されつつある。

その反面、米債金利の上昇は、米国のITハイテク株を圧迫している。先行き米国株を始めとした世界株にも、悪材料となるものだ。18日以降も米債金利の動向にらみにより、日本株は一段の上値追いと高値警戒の調整売りとの綱引きが想定さる。