ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

いちごグリーンインフラ投資法人【9282】の掲示板

「10秒で読む日経」メルマガに紹介。

北海道が地震に見舞われた6日、太陽光発電事業者のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジーの
谷脇栄秀社長は釧路市にある大規模太陽光発電施設(メガソーラー)に異常が無いとの報告に胸をなで下ろした。
しかし、それもつかの間、別の問題が浮上した。北海道電力が送電再開を認めなかったのだ。
北海道電は停電を解消するため、老朽化した発電設備を再稼働したり、自家発電設備を持つ
企業から電力をかき集めたりした。一方、送電再開をなかなか認められなかったのが太陽光や風力。
天候で発電量が変動する「不安定電源」である点がネックとなった。
通常は太陽光や風力の発電量に合わせて火力発電の出力を調整して需給バランスをとる。
主力の苫東厚真火力発電所が停止した北海道電は本州から電力を送る「北本連系設備」をフル活用したが、
調整余力は限られた。再生エネからの送電を再開すると天候などで出力が急低下した場合に対応できず、
再びブラックアウトになる恐れがあった。
日本経済新聞 2018年9月25日