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株式投資 新ノートの掲示板

>>288

本日、10月31日(木)

<8058>三菱商事

前回の投稿は、10/10(木)2,637円、
今日の終値は、10/31(木)2,764円、
+4.8%の上昇率。

◆2019/10/31(木)日経産業新聞 11面
三菱商事、ゴジェックと併走、MaaSで地の利生かす
 
三菱商事が次世代移動サービス「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」関連分野を強化する。
最大のパートナーは春に資本参加し、夏には追加出資を決めたインドネシアの配車サービスの雄、ゴジェック。

配車以外にも宅配、電子マネーなど幅広いサービスを提供し、あらゆる産業に接点をもつ総合商社の強みが生かせる。三菱商事は東南アジアで製造、流通など幅広く手掛け、地の利もある。自動車産業が100年に一度の変革期を迎えるなか、中期経営計画に盛り込んだ事業構想力が試される。
 
「これまでの自動車ビジネスの約60年間、完成車メーカーに寄り添いながら事業を広げてきた。この流れが変わる」。三菱商事の自動車・モビリティグループ最高経営責任者(CEO)オフィスの近藤事業投資・事業構想・デジタル戦略担当は語る。

CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaSが新たな競争軸となり、「モータリゼーション以上の衝撃がある」(近藤氏)と展望する。
 
三菱商事が世界に数あるモビリティサービス会社のなかからゴジェックをパートナーに選んだのは「地の利」を生かせると判断したためだ。三菱商事はインドネシアやタイなどで三菱自動車やいすゞ自動車などと長年にわたり、自動車ビジネスを展開しているほか、生活産業分野でも豊富な資産をもつ。
 
2011年にインドネシアの小売り大手、アルファグループと戦略提携し、食品製造や物流卸事業などを展開してきたほか、タイでは消費財大手のサハグループと合弁でコンビニエンスストア「ローソン108」の出店数を広げている。フィリピンの財閥大手アヤラグループとの40年以上のビジネス関係を築き、不動産や発電事業など幅広い分野で協業している。

10/31(木)2,764 前日比+1.5(+0.05%)

  • >>381

    本日、11月07日(木)

    <8058>三菱商事

    前回の投稿は、10/31(木)2,764円
    今日の終値は、11/07(木)2,804円
    +1.4%の上昇率

    ◆2019/11/07(木)日本経済新聞 朝刊 19面
    総合商社、得意分野で明暗、三菱商事、資源安で一転減益、伊藤忠は国内事業で好調維持

    三菱商事は6日、2020年3月期の連結純利益が増益予想から一転して12%減益になると発表した。

    https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ir/library/earnings/pdf/201911j_01.pdf

    資源価格の下落と自動車事業の不振が要因だ。住友商事は鋼管、丸紅は穀物の採算悪化で苦戦する。一方で国内の消費関連に強い伊藤忠商事は好業績を維持しており、総合商社の業績は明暗が分かれた。
     
    6日、記者会見した三菱商事の増一行最高財務責任者(CFO)は「厳しい決算となった。稼ぐ力が特別変わったとは思わないが、世界経済の影響を受けた」と語った。
     
    同日発表した19年4~9月期の連結決算は純利益が2423億円(▲22%)
    20年3月期の年間は6000億円(+2%)の従来計画から800億円引き下げ、5200億円(▲12%)に見直した。
     
    資源事業は米中貿易摩擦の影響を受けている。鉄鋼の原料炭や液化天然ガス(LNG)、銅などの価格が下落した。日米や中国で自動車の販売が伸び悩んでおり、三菱商事も新車や部品を取り扱う自動車ビジネスが減益になった。さらに海外子会社のデリバティブ取引を巡り、約340億円の損失も計上した。取引を手掛けたシンガポール子会社は清算する。
     
    6日までに出そろった総合商社7社の4~9月期の連結決算は、4社が減益だった。好調なのは伊藤忠商事だ。4~9月期の純利益は12%増の2890億円と過去最高だ。食料や繊維などで業績を伸ばした。
    三井物産も増益を確保した。資源事業が業績に占める比率は高いが、鉄鉱石は価格が高止まりしている。ブラジルで起きた鉱山事故で鉄鉱石が供給不安になるという特殊要因が生じたためだ。

    株式市場は各社の業績を株価に反映している。3月末と比較すると伊藤忠は15%高、三井物産は10%高で、三菱商事は8%安になっている。

    11/07(木)2,804 前日比-36(-1.27%)