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株式投資 新ノートの掲示板

>>209

本日、10月10日(木)

<8058>三菱商事

◆2019/10/10(木) 日経産業新聞 10面
三菱商事、豪の鉄鉱山を譲渡

三菱商事はオーストラリア西部の鉄鉱石鉱山を、中国国有鉄鋼大手・中国中鋼集団傘下のシノスチール・オーシャン・キャピタルに譲渡すると発表した。

6月に契約を締結しており、10月18日にすべての株式を譲渡する。売却額は非公表で、2020年3月期の業績への影響はないという。
 
譲渡するのは鉄鉱石鉱山「ジャックヒルズ」と関連するインフラの開発権。三菱商事が07年に50%を出資して参画、12年にはパートナー企業から残りの全株を取得した。実現すれば出荷用の鉄道と港湾設備も開発する大型プロジェクトだった。
 
ただ、事業性調査を進めた結果、採掘コストの上昇や鉄鉱石価格の先行き懸念、十分な埋蔵量が見込めないといった理由から新たなパートナー企業が見つからず、投資決定を見送っていた。当初は3000億円超と見積もっていた投資額が1兆円近くに膨らむとの見方もあった。16年3月期には約300億円を減損処理した。
 
三菱商事の金属資源部門は年2000億~2500億円規模をたたき出す稼ぎ頭。同部門は原料炭と銅を中核と位置づけて「選択と集中」を進めている。一般炭の事業縮小の方針も掲げている。

10/10(木)2,637 前日比+12(+0.46%)

  • >>288

    本日、10月31日(木)

    <8058>三菱商事

    前回の投稿は、10/10(木)2,637円、
    今日の終値は、10/31(木)2,764円、
    +4.8%の上昇率。

    ◆2019/10/31(木)日経産業新聞 11面
    三菱商事、ゴジェックと併走、MaaSで地の利生かす
     
    三菱商事が次世代移動サービス「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」関連分野を強化する。
    最大のパートナーは春に資本参加し、夏には追加出資を決めたインドネシアの配車サービスの雄、ゴジェック。

    配車以外にも宅配、電子マネーなど幅広いサービスを提供し、あらゆる産業に接点をもつ総合商社の強みが生かせる。三菱商事は東南アジアで製造、流通など幅広く手掛け、地の利もある。自動車産業が100年に一度の変革期を迎えるなか、中期経営計画に盛り込んだ事業構想力が試される。
     
    「これまでの自動車ビジネスの約60年間、完成車メーカーに寄り添いながら事業を広げてきた。この流れが変わる」。三菱商事の自動車・モビリティグループ最高経営責任者(CEO)オフィスの近藤事業投資・事業構想・デジタル戦略担当は語る。

    CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaSが新たな競争軸となり、「モータリゼーション以上の衝撃がある」(近藤氏)と展望する。
     
    三菱商事が世界に数あるモビリティサービス会社のなかからゴジェックをパートナーに選んだのは「地の利」を生かせると判断したためだ。三菱商事はインドネシアやタイなどで三菱自動車やいすゞ自動車などと長年にわたり、自動車ビジネスを展開しているほか、生活産業分野でも豊富な資産をもつ。
     
    2011年にインドネシアの小売り大手、アルファグループと戦略提携し、食品製造や物流卸事業などを展開してきたほか、タイでは消費財大手のサハグループと合弁でコンビニエンスストア「ローソン108」の出店数を広げている。フィリピンの財閥大手アヤラグループとの40年以上のビジネス関係を築き、不動産や発電事業など幅広い分野で協業している。

    10/31(木)2,764 前日比+1.5(+0.05%)