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>>1231

ヴェリタス

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
株式、「債券代替」銘柄でリスク抑制
低変動・高配当に注目。日経平均株価が年初来高値を更新するなど、
投資家のリスクオン姿勢が目立つ中、いまだ米中貿易摩擦への懸念が消えない。
不透明感が払しょくされない限り、低変動・高配当利回り銘柄に資金流入する傾向は続きそう。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
オルタナティブ、伝統資産と相関低く。
利回りを求めるマネーは株や債券といった伝統的ではない代替(オルタナティブ)資産にも向かう。
大手生命保険各社はプライベート・エクティ(未公開株、PE)投資や海外インフラファンドに触手を伸ばす。
個人投資家も投資できるヘッジファンド戦略型の投信も足元で資金流入が続く。
オルタナティブ資産には美術品なども含まれ定義は幅広い。
共通するのは「伝統的資産とは価格の相関が低く、低金利環境で新たな収益源になりうる」こと。
オルタナティブ資産としては金もその一種。

・金利消滅、それでも稼ぐ。
イールドハンティング時代、リスクの芽はどこに。
証券化商品、年金などにも拡大。
投資家が様々な利回り商品に殺到して金利低下(債券価格上昇)が進む今の状況は、債券バブルとも呼ばれる。
この状況が逆回転し、金利が上昇に転じることが潜在的なリスク。
現在、世界の民間債務残高は史上最高水準に達している。
金利上昇によって、社債の債務不履行(デフォルト)が拡大する可能性もある。
テールリスクとして留意したいのは「投資家が利回り商品に殺到する結果、市場でひずみが起きていないかどうか」。
振り返れば、2008年9月のリーマン・ショックに端を発した世界金融危機は、
流動性の低い証券化商品が値崩れし、保有していた金融機関の信用を毀損した。
今世界で懸念されるのは、こうした証券化商品が銀行・証券といった金融機関ではなく、運用会社や年金といった主体に保有されていること。
「バブルや危機は形を変えてやってくる」。
日銀 <8301> 10/24に公表した金融システムリポートで、
格付けの低い企業向け融資まとめて証券化したローン担保証券(CLO)を分析。
国内大手金融機関のCLOの投資残高は2018年度末に12兆7160億円と3年前の2.5倍に拡大、世界のCLO市場に占める割合は約15%に達したという。