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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

>>21370

【韓国「七放」目指すは日本…】
5 時間前
(前略)
 サムスン、LG、現代――。韓国の学生の多くが財閥系のグローバル企業を目指す。数百倍の狭き門を突破して社員になれるのはごくわずかだ。数年の就職浪人も当たり前で、中小企業は採用難に悩む。(中略)
 「七放世代」。金キムのように鷺梁津周辺にいる20~30代の若者らはそう呼ばれる。七つの人生イベントを放棄するという意味だ。2010年ごろは、「恋愛」「結婚」「出産」の「三放」だった。後に「人間関係」「マイホーム」が加わって「五放」となり、現在は「就職」と「夢」まで諦めるものが増えた。
 韓国政府による対策は後手に回る。17年5月の大統領選で当選した文在寅ムンジェイン(66)は格差是正策で最低賃金の引き上げを打ち出したが、企業が採用を絞り込む副作用を生んだ。隣国の事情は決して日本に無縁ではない。七放世代が今、人手不足にあえぐ日本の大企業を目指し始めたからだ。
 昨年11月、ソウル市と韓国第2の大都市・釜山で開かれた「日本就職博覧会」。大学生を中心に約1000人の若者がスーツ姿で日本企業の会社説明会や面接に臨んだ。採用意欲も強い。ソフトバンクや日産自動車といった日本でも人気の高い企業など約100社が参加し、すでに80人以上に内定を出した。
 韓国は19歳以上の男性に最大22か月の兵役義務を課している。兵役で培われた体力や規律性を魅力的に感じる日本企業は少なくない。さらに、英語能力を示すTOEICの平均点をみると、韓国は676点で世界47か国のうち17位につけ、39位(517点)の日本を大きく上回る。
(中略)
 技術革新で変化が速い時代。就活自由化は、国際競争に勝ち抜くグローバル人材など多様な働き手の確保に重要だというのが企業の言い分だ。学生が再挑戦の機会を得られるのが利点だが、異論もある。新卒一括が崩れれば、多くの若者は就職浪人して大企業を目指すのではないか――。就活史を調べた文化放送キャリアパートナーズ主任研究員の平野恵子(50)は、若者雇用の「韓国化」を懸念する。
 経済のグローバル化を背景に、国境を越えた人材の流動化が進む。楽天は新卒採用の技術者の半分以上を外国人が占める。就活・採用の自由化が進めば、世界各国の優秀な人材との競争は今後、激しさを増すことになる。日本の若者たちに、その覚悟はできているだろうか。

ZMPとZMP関連銘柄を語る 【韓国「七放」目指すは日本…】 5 時間前 (前略)  サムスン、LG、現代――。韓国の学生の多くが財閥系のグローバル企業を目指す。数百倍の狭き門を突破して社員になれるのはごくわずかだ。数年の就職浪人も当たり前で、中小企業は採用難に悩む。(中略)  「七放世代」。金キムのように鷺梁津周辺にいる20~30代の若者らはそう呼ばれる。七つの人生イベントを放棄するという意味だ。2010年ごろは、「恋愛」「結婚」「出産」の「三放」だった。後に「人間関係」「マイホーム」が加わって「五放」となり、現在は「就職」と「夢」まで諦めるものが増えた。  韓国政府による対策は後手に回る。17年5月の大統領選で当選した文在寅ムンジェイン(66)は格差是正策で最低賃金の引き上げを打ち出したが、企業が採用を絞り込む副作用を生んだ。隣国の事情は決して日本に無縁ではない。七放世代が今、人手不足にあえぐ日本の大企業を目指し始めたからだ。  昨年11月、ソウル市と韓国第2の大都市・釜山で開かれた「日本就職博覧会」。大学生を中心に約1000人の若者がスーツ姿で日本企業の会社説明会や面接に臨んだ。採用意欲も強い。ソフトバンクや日産自動車といった日本でも人気の高い企業など約100社が参加し、すでに80人以上に内定を出した。  韓国は19歳以上の男性に最大22か月の兵役義務を課している。兵役で培われた体力や規律性を魅力的に感じる日本企業は少なくない。さらに、英語能力を示すTOEICの平均点をみると、韓国は676点で世界47か国のうち17位につけ、39位(517点)の日本を大きく上回る。 (中略)  技術革新で変化が速い時代。就活自由化は、国際競争に勝ち抜くグローバル人材など多様な働き手の確保に重要だというのが企業の言い分だ。学生が再挑戦の機会を得られるのが利点だが、異論もある。新卒一括が崩れれば、多くの若者は就職浪人して大企業を目指すのではないか――。就活史を調べた文化放送キャリアパートナーズ主任研究員の平野恵子(50)は、若者雇用の「韓国化」を懸念する。  経済のグローバル化を背景に、国境を越えた人材の流動化が進む。楽天は新卒採用の技術者の半分以上を外国人が占める。就活・採用の自由化が進めば、世界各国の優秀な人材との競争は今後、激しさを増すことになる。日本の若者たちに、その覚悟はできているだろうか。

  • >>21371

    ⬆「七放」
    >すべてを諦めて生きる「N放世代」。韓国の青年たちの過酷な生活に迫る
    【未婚率が急増、出生率は世界初の「0人台」へ】
    金 敬哲
    「超格差社会」の韓国では、厳しい経済状況のため、すべてを諦めて生きる青年たち「N放世代」が社会問題になっている。絶望感から若年層の未婚率が急激に増加、出生率は世界初の「0人台」へ突入した。国の存続まで脅かす未曾有の事態だが、前回に引き続きその実態を、ソウル在住のジャーナリスト・金敬哲氏の近刊『韓国 行き過ぎた資本主義』から紹介する。
    韓国の青年世代を指す流行語に、「N放世代」という自嘲的な言葉がある。「すべて」を表す不定数の「N」に、「あきらめる」という韓国語の頭文字である「放」を合成した「N放世代」は、厳しい経済状況のため、すべてをあきらめて生きる世代という意味だ。
    恋愛、結婚、出産をあきらめる「三放世代」という造語が誕生したのが2011年で、その後、青年失業率の増加と非正規労働者の増加がマスコミで大々的に報じられるようになった2015年頃から、流行語として盛んに使われるようになった。
    以降、三放に加えて就職やマイホームもあきらめる「五放世代」、さらに人間関係や夢までもあきらめざるを得ない「七放世代」を経て、今や人生のすべてをあきらめたまま生きる「N放世代」へと進化したのだ。
    鷺梁津(ノリャンジン)の考試テルで公務員試験の勉強を続けているパク・ジュンスさんは、早くから恋愛と人間関係をあきらめて勉強にしがみついている。
    「恋愛にはお金もかかるが、何より時間がもったいないです。睡眠時間は5時間未満、食事時間を削るためにあえて一人飯を選んでいる私に、恋愛に使う時間なんてありません。1年以上、友達と会ったり、酒を飲んだりしていませんし、故郷にいる両親にも3年以上会っていません。
    (中略)
    中小企業を退職して再び就活戦線に復帰したチョ・ユナさんは、韓国に住むことをあきらめようかと考えているという。
    「再び就職準備生に戻って、以前より途方に暮れています。今は大学に行ったことを後悔しています。むしろ専門学校や高卒のほうが就職できたような気がするんです。どうしても就職が難しいようだったら、様子を見てワーキングホリデーに挑戦しようと考えています。ひとまず1年間海外に出て、そこに定住できるようであれば定住したいです」(以下略)