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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2019/07/07〜2019/07/09

これか?


[7日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>などが投資している英金融サービスグループのグリーンシル・キャピタルが昨年、投資家向け債券販売書類に虚偽の内容を記載した疑いが浮上している。
問題となっているのは、インド系英実業家サンジーブ・グプタ氏が所有する企業GFGアライアンスが水力発電事業に関連して2017年に発行した債券を巡り、グリーンシルが昨年投資家とブローカーに対して説明するためにまとめた文書だ。
この文書でグリーンシルは、スコットランド自治政府が債券の保証を承認したと述べたが、ロイターが自治政府に取材したところ、そのような保証はしていないとの回答を得た。債券に対する保証の承認手続きを担う自治政府の委員会のサイトを見ても、GFG債に保証を与えた記録はなかった。

グリーンシルは当初、ロイターからの問い合わせに対して販売書類を作成した事実を否定していた。その後、17年に出した目論見書を昨年5月に更新したと認めつつ、更新作業は「GFGから提供された情報に基づいたものだった」と説明した。
その上で「当社は決して故意に間違った説明文書を出したわけではなく、そのような言い方には強く反論する」と付け加えた。
GFGは、金融アドバイザーや投資家と水力発電事業に関する保証の可能性を話し合ったと述べた一方、グリーンシルに具体的に伝えた情報は明らかにしなかった。
さらにGFGは「スコットランド自治政府の追加的な保証を巡る協議の性質について、誰も欺いたことはなかった。いかなる関係者にもこうした保証が実施されたとの情報は提供していないし、自治政府が保証をしなかったことははっきりとさせておく」とコメントした。
またグリーンシルやGFGなどは、今回のロイターの報道を受け、関係者の間で幅広い協議があったという意味合いで、昨年更新した目論見書は虚偽もしくは誤解を招く内容ではなかったと改めて強調した。専門家によると、英国の法令では、規制対象の証券について虚偽や誤解を招く情報を故意に提示した場合、当局が大規模な制裁金の支払いや、当該企業ないし個人に関連する業務の停止を命じる可能性があるという。

グリーンシルはここ数カ月で、ソフトバンクのビジョン・ファンドから総額8億ドルの投資資金を受け取った。また米プライベートエクイティのゼネラル・アトランティックも昨年、2億5000万ドルを投資している。