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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2018/12/08〜2018/12/09

       ソフトバンクの実像 異形の「利益日本一」
       世界のカネ余り変調 逆回転リスクも 日経電子版2018/12/9 2:00[有料会員限定]

負債を恐れず膨張を続ける低金利・株高の申し子にカネ余りだった金融環境の逆回転リスクが迫る。6日には通信障害が発生し、関係の深い中国・華為技術(ファーウェイ)を巡る米中あつれきも加わった。光と影が交差する異形の日本企業。
実際、利益水準はトヨタ自動車を射程に収め「日本一」の座をうかがう。SBGの2018年4~9月期連結営業利益は1兆4207億円と、トヨタの1兆2618億円を上回った。19年3月期通期のトヨタの会社計画は2兆4千億円。ここがターゲットになる。
今期は逃しても来期「日本一」の可能性は残る。19年6月に約1兆円の利益を「予約済み」なのだ。正体は約3割を持つ中国・アリババ集団株を16年に一部手放した際の利益。
上期のSBGの連結営業利益の4割弱は「未実現評価益」、すなわち「未来のアリババ株」が占める。投資先の企業価値を四半期ごとに評価し値上がり分を計上する会計上の概念で、キャッシュは生まない。キャッシュの源泉「営業キャッシュフロー(現金収支)」はトヨタの半分以下。利益の「質」は大きく異なる。

巨額利益に化けもすれば、株価次第で損失にも転じる評価益。その増幅装置が昨年設立した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」、いわゆる10兆円ファンドだ。
グループ連結の有利子負債は手元資金と相殺しても13兆円。米格付け会社による社債格付けは「BBプラス」と投機的水準で、支払利息負担は17年度に5千億円超と日本の全上場企業の利払い総額の2割を占めた。

                    
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