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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2015/08/07〜2015/08/08

意外と強くない米国2強

今回の決算発表で米国各社のネットワークについて、輻輳を起こしていることが述べられた。
これは深刻な問題であり、容量が限界に近いことを示しているのであり、ネットワークを再構築しないと解決できない課題である。
この事実は先行の2社は意外に脆いと言える。

ここ点は孫さんの最も得意とするところで、ソフトバンクは従来の常識であった「マクロセル」を「マイクロセル」化でトラフィックに強い通信網構築してきた。
すでに一部の大都市だけであるが、ソフトバンク買収後に作った通信網はトラフィックに強いのである。

もう一つ、スプリントの通信網の弱点はカバレッジであるが、この解決方法は基地局を作れば良いだけである。日本でもプラチナバンドを持てない時期は大苦戦をしたが、取得後は一気に解決した。
アメリカでは広大な大地が難敵であり、低コストで迅速に構築できることが最大の課題である。
安く、早く増やす方法が空中基地局と思っている。ここ点は年末には明らかになるであろう。



孫さんの決算説明会での話

スプリントの次世代ネットワーク構築のための具体策については本日の記者会見で詳細が語られることはなかったが、孫氏は「キーワードは2.5GHz」とした。
 「2.5GHzは他の電波よりも距離が飛ばないので、数をたくさん打つことになるだろう。ただ、バンド幅が120MHzというユニークなキャラクターを持っているので、これは料理の仕方によっては強力な武器にできる。現在考案しているネットワークのプランは、その特徴を活かした設計になっている。カバレッジを良くするのは当然であり、マストだ。これは800/900MHzで競合社に追いつく。ただ、それだけでは“追い越す”ことまではできない。その鍵は2.5GHzにあると思っている。2.5GHzで他社を上回るスピードとキャパシティを生み出したい。いまアメリカでは4社のネットワークが輻輳(ふくそう)を起こしていて、とてもつながりにくい状況になっている。特に大都市では恐ろしいほど接続品質が低下している。当社がスプリントと作ったネットワークはさくっとつながる。2.5GHzにより、大容量のキャパが持てるものに生まれかわるだろう」と、孫氏は最後に米国進出の成功に向けた抱負を語った。