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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2023/01/28〜2023/01/31

『債券市場は、ターミナルレートが5%には達せずと見ている。政策金利に連動する2年債利回りが4%台の前半で頭打ち、反落傾向になっているのだ。さらに、市場は年内にも、利上げ不況が深刻化して、利下げへの政策転換を強いられると読んでいる。

この市場の予測を米連邦準備理事会(FRB)は明確に否定している。インフレがぶり返すリスクを懸念して、インフレ根絶やしとなるまでターミナルレートを維持する姿勢を強調している。
この市場とFRBの認識ギャップが、23年市場を展望するうえで、強い視界不良を醸成している。FOMC後の恒例FRB議長記者会見でも、おそらく複数回、質問が飛ぶのではないか。

さらに、利上げ不況の重篤度も重要だ。FRB側からは、米国経済の基調は底堅く、軟着陸も可能との見解が発せられている。労働市場は引き続きタイトであり、引き締めにより3.5%の失業率が4%半ばまで悪化しても、米国経済は耐えうるとの判断だ。

市場側は、株式市場では、軟着陸も可能との楽観論も目立つが、債券市場は、潜在的信用リスクを懸念して、軟着陸には懐疑的だ。』


🐱FRBと市場の認識の違いの大きさ、なかなか
面白いですね。

FRB「経済はソフトランディングできそうだから、利上げピーク後も金利はしばらく据え置く(楽観)」
市場「いや、景気悪化が深刻となるからFRBは
早くに利下げに追い込まれるだろう(別の形で楽観)」