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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 〜2015/04/15

スプリント基地局の実質的完了宣言の真意は?

昨年12月初旬にスプリントのCFOが「Sprint's LTE Network Is 'Substantially Complete,'」(実質的完了)を宣言した。
最も繋がり易さに影響する800MHz(バンド26)は人口カバーでわずか1億人である。(アメリカの人口3.2億人)
これで完了宣言とは一体どういうことであろうか?

同じ時期に空中風力発電の米Altaeros Energiesに出資を行っている。
「当社(Altaeros Energies)としてはこの1年で技術を実用化したい。」している。
また、ソフトバンクがAltaeros Energiesに出資する理由はこうだ。「新規事業の創出を狙う。当社の本業である通信事業と、現在力を入れている発電事業。これらとの親和性が高い新事業が生まれると考えたからだ。Altaeros Energiesのような技術を商用化している企業は世界に1つもない。商用化後には量産、通信とのシナジーへと進んでいくだろう。国内では空中で発電するとともに通信機器を搭載し、(携帯電話の)通信基地局として運用するといった実用化の可能性があると考えている」

広大なアメリカの大地に隈なく基地局を建設するのは膨大な費用や時間がかかり、容易ではない。このまま従来法で基地建設を行っても一年では理想的な通信網とは程遠いであろう。
今、一旦基地建設を終わらせて一年後に空中基地局で一気に全米展開する方が費用はもちろん完成までの時間もかからないであろう。(空中基地局に集中出来るので)

私はこの様な方針になったので'Substantially Complete,'(実質的完了)を宣言したと思っている。




Sprint's LTE Network Is 'Substantially Complete,' CFO Says
http://www.eweek.com/networking/sprints-lte-network-is-substantially-complete-cfo-says.html
気球ならぬ「浮遊風車」、2015年に1基200kWを目指す (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/08/news038.html