西部ガスホールディングス(株)【9536】の掲示板 2015/04/29〜

九州大学は3月29日、福岡市東区の九大箱崎キャンパス跡地の再開発事業者を選ぶ審査について、4月18日に優先交渉権者を決定すると発表した。同16日に、入札に参加した地場企業などの3グループが、土地所有者の九大や都市再生機構（UR）などに対し提案を説明する審査会を実施。18日に開札し、提案内容と入札額の総合得点で優先交渉権者を決定する。入札には、九州電力を中心に九電工、東京建物などが参加するグループ▽住友商事を筆頭にJR九州や西日本鉄道、西部ガスなどが参加するグループ▽ディスカウントストア運営のトライアルのグループ－が応募し、書類審査を通過している。審査会では各グループが、国内最大級のアリーナや次世代型の都市「スマートシティー」などの事業計画についてプレゼンテーション形式で説明。九大やUR、有識者などで構成する委員会が、提案内容を750点満点で採点。250点満点の入札価格と合わせ、計1000点満点で採点する。審査日程を巡っては、九大とURが3月に審査会を開き4月に優先交渉権者を決定するとしていた当初の予定を、審査員の日程調整などから1カ月先送りする見通しになっていた。国内最大級の再開発事業としての注目の高さなどから、できる限り早期に優先交渉権者を発表できるように調整した模様だ。2040330西日本新聞経済面◎