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赤い狐さん。
私も近い将来に燃料費が高騰する可能性は小さいと考えています。
ただ燃料費の期ずれ効果というのは、燃料の価格ではなくて価格の変化率によって決まることにご注意下さい。現実にはありえませんが、話を簡単にするために、今期が前期と(燃料費以外は)全く同じ条件であると仮定すると、以下のようになります。
(1)燃料費が現状のままで変わらない場合
経常利益 =0(期ずれ効果なし)+454(実力値)= 454億円
(2)燃料費が前期とは真逆の変化率で上昇する場合
経常利益 =△1500(マイナスの期ずれ効果)+454(実力値)= △1046億円(赤字)

ただし、会社の予想によると、今期も燃料費の低下は継続し小さめのプラスの期ずれ効果が発生すると見込まれています。

しかし、燃料相場の予想は難しいものです。ここで重要なのは、例え(2)に近いような場合でも、この会社は前期に近い配当を(多分)実施するのではないかということです。倒産リスクが小さい会社の株式配当が2%程度というのは低金利時代には魅力的なはずです。「売り」ではなくて「様子見」と思うのはそのためです。