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東京電力ホールディングス(株)【9501】の掲示板 2016/11/18〜2016/11/19

>>1007

・国は廃炉費用が巨額に膨らんでも、東京電力の経営改革で捻出させる案を示した。国民負担を増やさないためには、事故を起こした東京電力が収益力を高めるしかないという判断だ。しかしその仕組みが実現できるのか、国も東京電力も確たる裏付けを示していない。

・今後、十分な議論が行われないまま、いつの間にか負担が広がっていくようでは国民の納得を得ることは難しいのではないだろうか。情報を公開し、開かれた場での議論を通じて持続的な仕組みを作っていく必要がある。

・福島県では今なお9万人近くの人々が避難生活を続け、復興までの道のりは見通せていないのが現状だ。しかしその福島の人々も、そしてこれから生まれてくる子どもたちまでもが等しく原発事故のコストを払い続けていくことになる。事故の責任を負う東京電力や国、そして私たち一人一人がそのことの意味を重く受け止めなければならない。

  • >>1009

    <子どもや孫に借金や負担を残していくのか>

    ・福島第一原発から30km離れた浪江町津島地区。帰還困難区域に指定され、1460人の住民は今も帰れる見通しが立っていない。今年のお盆、墓参りに訪れた一組の家族。三瓶春江さんは、原発事故が起きるまでずっとここで暮らしてきた。

    なかなか来られないのは(先祖に)申し訳ないかなという感覚はあります(三瓶さん)

    ・帰還困難区域は除染の計画すら立っていない。夫の章陸さんは25年にわたり地域の暮らしを撮りためてきた。ビデオテープの数は3000本に上る。集落の人が共同で行ってきた稲刈り、400年受け継がる正月行事、原発事故がなければ連綿と続く暮らしがあった。

    除染だけはしてほしい。やっぱり私らだって生まれ育った津島だし。忘れたくはないから(同上)

    ・この夏、三瓶さんに孫が生まれた。原発事故を知らないこの子もコストを負担していくことになる。

    莫大な借金を背負わせるっていうふうなことを考えると、我慢をして諦めて、子どもや孫たちに借金を背負わせないようにする方法がいいのか、その辺は今の私には…決められないというのが本当の正直な気持ちかな(同上)

    ・この子が大人になったとき、原発事故のコストはどうなっているのか。誰も歩んだことのない廃炉への道が続く。

    (2016/11/10視聴・2016/11/10記)