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日本通信(株)【9424】の掲示板 2024/01/31〜2024/02/11

決算動画で説明されていた「将来原価方式」に関するデータ接続料の戻りについては、今年度から何か変わったということではありません。
数年前に同方式が導入される前は、期初からなんらの予測値も提供されないまま、言わば手探り状態で事業を進めざるを得なかったわけです。
当然、前年度の(高い)接続料を基にQ1、Q2の決算を行い、Q3辺りで確定値で大幅な戻りを受けて大きな修正を行ってきたというのが実情でした。
それが現在では、向こう3年の予測値(将来原価)が提示されるようになって、その予測値で事業展開することが可能となってきました。
そして、年々その予測が精緻になってきたためか、予測値と実際の確定接続料の乖離が少なくなってきて、Q3での戻りも僅少な額になってきたということです。

因みに、IIJさんの決算資料をお借りすると、
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ttps://www.iij.ad.jp/ir/library/financial/pdf/IIJ3Q23J_presentation.pdf
2023年12月 将来原価方式提示単価 20,327円→確定単価 19,979円
2022年12月 将来原価方式提示単価 28,385円→確定単価 27,024円
となっており、差異は22年度の1,361円から23年度は348円と縮小しています。

なお、他に決算書で一つ気になったのが、財務活動によるキャッシュ・フローで、非支配株主からの払込による収入として93,332千円が計上されている点です。
これは概ね子会社への資本参加があったことが想定されますが、国内子会社でHP上で公開されている限りでは該当が無い為、海外子会社の可能性もあります。
その点、週明けにでも確認ができればと思っています。

日本通信(株)【9424】 決算動画で説明されていた「将来原価方式」に関するデータ接続料の戻りについては、今年度から何か変わったということではありません。 数年前に同方式が導入される前は、期初からなんらの予測値も提供されないまま、言わば手探り状態で事業を進めざるを得なかったわけです。 当然、前年度の(高い)接続料を基にQ1、Q2の決算を行い、Q3辺りで確定値で大幅な戻りを受けて大きな修正を行ってきたというのが実情でした。 それが現在では、向こう3年の予測値(将来原価)が提示されるようになって、その予測値で事業展開することが可能となってきました。 そして、年々その予測が精緻になってきたためか、予測値と実際の確定接続料の乖離が少なくなってきて、Q3での戻りも僅少な額になってきたということです。  因みに、IIJさんの決算資料をお借りすると、 h ttps://www.iij.ad.jp/ir/library/financial/pdf/IIJ3Q23J_presentation.pdf 2023年12月 将来原価方式提示単価 20,327円→確定単価 19,979円 2022年12月 将来原価方式提示単価 28,385円→確定単価 27,024円 となっており、差異は22年度の1,361円から23年度は348円と縮小しています。  なお、他に決算書で一つ気になったのが、財務活動によるキャッシュ・フローで、非支配株主からの払込による収入として93,332千円が計上されている点です。 これは概ね子会社への資本参加があったことが想定されますが、国内子会社でHP上で公開されている限りでは該当が無い為、海外子会社の可能性もあります。 その点、週明けにでも確認ができればと思っています。