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(株)ヤマタネ【9305】の掲示板 〜2015/04/28

米の輸入枠、決まりそうですね。185円の蓋も取れたので期待です。


TPP、週内に日米協議 農産品・車で調整本格化


 環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる調整が本格化する。日米両政府は15日にもTPPに関する事務レベル協議を再開し、懸案の農産品や自動車の分野での進展を目指す。一方、米議会では12カ国による交渉全体を左右する米大統領の貿易促進権限(TPA)法案が早ければ週内に提出される見通しで、妥結に向けた環境が整ってくる可能性がある。

 日米事務協議の開催は13日にも発表する。日本の大江博首席交渉官代理らが、来日する米通商代表部(USTR)のカトラー次席代表代行らと協議する。両国間では米国産主食米の輸入枠をどのように設定するのか、日本製の自動車部品に適用されている関税をどう撤廃するかなどの問題を解決する必要がある。

 事務レベル協議の終了後には甘利明経済財政・再生相とUSTRのフロマン代表が閣僚級で折衝する可能性もある。双方が歩み寄りをみせれば、政治決着を図る展開になることもあり得る。

 日本などの交渉参加国は、TPP妥結には米政府と外国政府の合意について米議会が修正を求めないことを規定したTPA法案の成立が不可欠との認識だ。同法案が週内に提出され、米上院財政委員会で公聴会や審議が実施されるとみられる。ただ下院歳入委員会や上下両院の本会議で可決する必要がある。民主・共和の関係者は調整に前向きな姿勢を示しているが、早期成立にはなお不透明な部分が多い。

 交渉に参加する12カ国は今月23日から米首都ワシントン近郊で首席交渉官会合を開く予定だが、米議会でTPA法案の審議がどれくらい進んでいるかが焦点となる。

 28日に予定される安倍晋三首相とオバマ米大統領の首脳会談でもTPPが主要議題の一つになる。ただ日本政府は首脳会談では細かな交渉はしない方針で、政治的な議論になりそうだ。