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ANAホールディングス(株)【9202】の掲示板 2021/08/09〜2021/08/17

『菅首相 五輪お気に入り競技は「スケートボード」開催意義強調 
 大会中、一番気に入った競技については、日本の男女が金メダルを獲得した「スケートボード」を挙げ、「これを機に、すごい勢いで日本でも普及すると思う」と話しました。』

 菅総理は「スケートボード競技」を応援するような発言をしたが、一国の最高責任者てして覚悟をもってのことであれば結構なことである。しかし、総選挙を見据えての大衆迎合的な発言であれば、大問題である。

 スケートボードの競技には2種目あるというのを今知った。パークとストリートである。「パーク」については競技に適するドーム状の場所が都市部では中々ないことを考えれば、当面大きな問題にはならないと思われる。
 しかし、問題は「ストリート」である。私のようなシロートが見ても街中で発達した競技であることが見て取れる。げんざい、日本国内ではオリンピック会場以外は専用競技場の数は限られる。国内では公営私営あわせて200箇所程度(情報が古いかもしれないが)といわれる。これでは、この
オリンピックに触発された小中学生が一斉に競技人口となった場合、彼らが練習するための競技場は一気に不足する。多分、市区町村あたり1箇所では全く足りないだろう。練習場が不足するとどうなるか。練習場であぶれた小中学生は路上や近隣の公園で練習することも考えられる。しかし、路上は無論のこと、近隣公園も彼らの占有物ではない。普通、近隣公園ではネット柵の設置がない場合、危険防止のためにキャッチボール禁止のところは多い。ましてや、階段の手摺りで練習するスケートボードの危険は計り知れない。私のようなジジイであれば危ないところには近づかない。しかし、公園利用者は小中学生以下の幼児や低学年もいる、保護者がいれば未だマシだが、単独での利用も多い。事故が起こってからでは遅いのだ。
 無論、日本全国に必要数のスケートボード練習場を整備する覚悟があるのであれば、安全面からの異論はない。しかし、莫大な予算を必要とする。
 増税もしくは社会保障削減で対応するようなことは、ないことを期待する。