インヴィンシブル投資法人【8963】の掲示板 2017/10/20〜2018/04/20

>>957

> ここの分配金は利益余剰金割合大きいから気を付けてね。非常に不確定です。

ん？
よく意味が分かりません、利益剰余金というのは当期純利益のうち、内部留保する部分のことを指す概念ですが、リートは、原則として税引後利益の90%以上を分配金として配当することで法人税が免除されるため、内部留保は最低限なのが普通です。
この制度自体に対して、批判や問題点の指摘もありますが、それは、リート全体の問題であって、本銘柄特有の問題ではありません。

J－REITの内部留保と財務リスクについて考える（ニッセイ基礎研究所）
http://www.nli-research.co.jp/files/topics/38946_ext_18_0.pdf

いずれにしても、「利益余剰金割合大きい」を問題視するというのは日本語としてよく意味が分かりません。

miy*****さんの指摘は「利益超過分配金」のことでしょうか？
だとしても、直近決算における分配金のうち利益超過分配金の割合は2.3％に過ぎず（有価証券報告書２ページ参照）、利益超過分配の実施方針も明確に示されており（決算短信/16ページ参照）、特段懸念を生じるような数字ではないと存じます。
また、平成30年６月期には当期純利益の一部について内部留保を行う予定とされており（決算短信/24ページ参照）、財務体質強化や内部成長にも一定の目配りがされているものと読み取れます。

もちろん、本銘柄については、オペレーショナルアセット割合の高さから、内外の景気動向等、外部経済環境の変化には注意を要しますが、少なくとも直近の決算情報、過去の分配実績（安定的に増額傾向、有価証券報告書１～２ページ参照）からは、財務健全性や分配の継続性に関して、特段の懸念を見出すことはできないものと存じます。

決算短信
http://www.invincible-inv.co.jp/cms/doc_table/20180220_1905000YLHX.pdf

有価証券報告書
http://www.invincible-inv.co.jp/cms/doc_table/20180328_09021615FxNF.pdf

ネガティブ情報の共有も有益だとは思いますが、検証可能なエビデンスを示していただけると助かります。