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週刊エコノミスト 7月9日号 Pー27

 特集 空き家
 
 カチタス 中古住宅を買い取り販売
 売りたくても売れなくて困っている空き家が増える中で、中古住宅を買い取ってリホームしたうえで、新築の5~6割の価格で販売するビジネスを展開しているのがカチタスだ。

 16年3月期まで400億円前後だった売上高(単体)は、19年3月期は813億円(連結)へと急成長している。

 新井社長は「一見すると、汚くて古くてダメだと思われる物件にこそ、我々が介在する価値がある」と力を込める。

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 マンションと比べて、戸建て住宅のリフォームは、雨漏りやシロアリなど特有のリスクが有り、手掛ける事業者は多くない。ただ、戸建て住宅をしっかりと調べると、外見は古くても基礎や構造がしっかりしている物件がある。

 そうした物件を見抜き、現在のライフスタイルに合わせてリフォームすれば、買い手が現れることに着目した。

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 「徹底的に調査しても実際には雨漏りなどが起きたり、工事を始めてから壊す判断をせざるをえなかったりすることもある」(新井社長)。

 しかし、そうした経験を積み重ね、販売数は19年3月期、5352件と過去最高を記録。今年もさらなる事業拡大を見込む。