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(株)T&Dホールディングス【8795】の掲示板 2022/01/13〜2023/09/13

昨年の業績推移を復習しよう。

2021.5.14リリース「米国関連会社における評価性損失計上に関するお知らせ」
「当社持分法適用関連会社であるFortitude Group Holdings, LLC (以下「フォーティテュード社」) の第1四半期会計期間(2021年1月1日~2021年3月31日)において、主に米国金利上昇等に伴い 会計上の一時的な評価性損失を計上する見込みとなりました。当社の第1四半期連結会計期間 (2021年4月1日~2021年6月30日)において、この評価性損失を含め同社にかかる持分法による 投資損失として570億円程度を計上する見込みとなります。」

同時に公表した2021年度業績予想:当期純利益160億円
(2020年度 当期純利益 1,623億円比較▲90.1%)

なぜ570億の投資損失計上見込みとなるか、F社持分取得時のリリース(2019.11.26)を見てみよう。
「(債券に対する実質的なエクスポージャーについては)米国会計基準上『組込デリバティブ』に該当するものとして毎期の時価変動額を損益認識する(抜粋)」

では債券の評価額に影響する金利推移等を見てみよう。まず基礎知識として海外事業体の連結反映は3ヵ月遅れとなる(海外12月末基準が本邦年度末連結に、海外3月末基準が本邦新年度6月末に反映する)ことを理解しよう。

為替 米国10年債利回り
2020.12月末 103.24 0.916%
2021.03月末 110.70 1.744% (0.828%上昇)

2021.12月末 115.08 1.512%
2022.03.17 118.87 2.181% (0.669%上昇)

昨年は5月に投資損失570億円計上見込み。
さて今年はどうなるのやら…!!

  • >>163

    今年も評価性損失計上ですか…。。。

    会社の公表数値・コメント、マーケットの客観的データ、会計上の常識を積み上げて3月17日に投稿したら、「そう思う」と「そう思わない」が同数だった。

    「米国関連会社における評価性損失の計上に関するお知らせ」を見てみよう。
    「本日公表しております2023年3月期業績予想には、2022年3月末の金利環境等が継続する前提で、上記の一時的な評価性損失の発生を反映して算出しております。」

    海外事業体の債券ポートフォリオの詳細が分からないから、あくまでも目途なんだけど、3月末の米国10年債利回り 2.345%、直近の同利回りは2.928%、現状では3月末比ですでに評価状況は悪化している可能性が高い。

    増配をリリースしているようだけど過去の利益に依存した配当(配当性向100%超え)をいつまで続けるんだろう。
    配当性向
    2021年3月期 : 25.3%
    2022年3月期 : 229.6%
    2023年3月期(予想): 204.6%

    海外事業体への追加出資(3/31)やこのグループへの既契約ブロックへの出再(2/14)、重要な後発事象(過年度の利益減少530億、2021年度持分法損益110億計上、2/14)など、リリースされているが、開示が不十分で影響判断しかねている。証券会社のアナリストも勝手に鉛筆なめた目標株価を発表するだけではなく、ここら辺にしっかり切り込んだ分析結果を提供してほしい。