アイフル(株)【8515】の掲示板 2017/02/28〜2017/03/17
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626
>>625
過払いに関しては、残の金額も残の件数もどちらも重要です。
金額×件数=結果なのですから。
その意味で、来月からの数字 つまり10年前の来月からは大変な事が起きていました。
今こそ10年前のタイムカプセルを開ける時です。
途中で書きましたが、アイフルは既に約200万件の過払い処理をしています。
単体との請求内訳は分かりませんが、仮に2007.3期の160.8万口座、10年後の今はこの方達が請求対象になります。
しかし、近年の債権放棄の少なさから見ても、ほぼこの方達は請求済みと考えて良いでしょう。
そして、悪く見積もっても既完済者の時効は、これから大きく加速しています。
表3のように、▲5-8%のこれまででも、対前年比で▲30%請求を連発しています。
今回の話、多少時間を掛ければ誰でもたどり着けます。
社長の「今期が底」発言は、ここから来ていたのではないでしょうか。
また必要に上値を抑える大口機関の焦りも、この数字が原因かも知れません。
私の感想として、
福田社長は、過払いの事態を当初から重く見ていた。そして、シティズ判決(2006年1月13日)の1年後から徹底的に高金利を中心に貸し出しの抑制を行った。それが2006年9月頃~2009年3月頃まで。その期間で金額を1/3に口座数を1/2.5に。
そして、武富士が2010年9月に倒産。経営者の違いが結果となった。
事前に対処していた為、武富士の倒産も請求にはあまり影響がなかった。
もうその時期、既に金額は1/10、口座数は1/6だったのだから。
今アコムとの請求件数の流れの違いは、この事が理由と思われます。
そしてこの傾向は、あと1年程度続くのではないだろうか。
ただ、アコムは口座を守りその結果、アイフルの倍残高があり高収益に貢献していると言う事実もあります。
以上の考察よりアイフルの場合、来年の9月頃には請求件数で月で数百件になり、金額で3-5億円。
もはや通常の貸し倒れの金額の1/6以下、もうあまり話題にもならないかも知れません。
だから、来週から騰がるなどと、簡単には考えていません。
しかし、この事実を基とした大きな流れは誰にも止められません。
爆弾爆発のその時は日に日に迫っています。
以上、ありがとうございました。
金狼 2017年3月11日 21:41
>>624
分かりやすく上記を減少(完済者)数で改めて見てみます。
(表2) 金額 口座数
2006.3 基準ベース
2006.9 ▲446億 ▲10.4万
2007.3 ▲783億 ▲13.7万
この辺りから完済加速
2007.9 ▲1367億 ▲22.6万←大山
2008.3 ▲1951億 ▲31.8万←超大山
2008.9 ▲1269億 ▲22.6万←大山
後は惰性
2009.3 ▲863億 ▲12.8万
2009.9 ▲745億 ▲11.0万
2010.3 ▲623億 ▲9.5万
2010.9 ▲591億 ▲10.7万
2011.3 ▲382億 ▲7.5万
上記を半年間での減少率で見てみます。
(表3) 金額 口座数
2006.3 基準ベース
2006.9 ▲4.4% ▲5.6%
2007.3 ▲8.1% ▲7.9%
やはりこの辺りから完済加速
2007.9 ▲15.4% ▲14.1%
2008.3 ▲25.9% ▲23.0%
2008.9 ▲22.8% ▲21.2%
以下は、元金額が少なくあまり参考にならない
2009.3 ▲20.0% ▲15.3%
2009.9 ▲21.7% ▲15.5%
2010.3 ▲23.1% ▲15.8%
2010.9 ▲28.5% ▲21.2%
2011.3 ▲25.8% ▲18.9%
さて、酔っ払いはしつこくトドメ、
(表4) 金額 口座数
2006.3 基準ベース
2006.9 ▲446億(▲4.4%) ▲10.4万(▲5.6%)
2007.3 ▲783億(▲8.1%) ▲13.7万(▲7.9%)
上記は、今月までの時効者
これからの半年間、
2007.9 ▲1367億(▲15.4%)▲22.6万(▲14.1%)
さらにその後の半年間、
2008.3 ▲1951億(▲25.9%)▲31.8万(▲23.0%)
完全トドメの半年間、
2008.9 ▲1269億(▲22.8%)▲22.6万(▲21.2%)