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アイフル(株)【8515】の掲示板 2017/02/28〜2017/03/17

>>622

勿論、アイフル単体以外のグループ(上記のそれ以外)にも過払い金は発生しています。せっかくなので、アイフル単体と比較しました。以下その推移です。

(債権放棄含/億円)
    単体  それ以外
06.3期 共に無計上
07.3期 506  156
08.3期 1103  278
09.3期 1079  336
10.3期 1178  252
11.3期 1118  242
12.3期 810   80
13.3期 480   18
14.3期 392   17
15.3期 345  20
16.3期 360  18
今期3Q 236  13
合計 7607  1430(18.8%)

上記の金額・口座数の比とくらべ、かなり少ない数字です。
この理由は幾つか考えられますが、
1つは、1件当りの借り入れ金額が少ない。
2006.3時計算で
・55万円平均/1件/アイフル単体
・35万円平均/1件/アイフル外グループ
単体以外の貸し出し利率は分からず推測ですが、対象金額が少なければ、返金も多くない。何回も仕事を休み、過払い事務所へ行き、メリットとその逆を考えての事ではないでしょうか。
また、普通の方ならアイフル等の大手から借ります。しかしそうでなかった理由も未請求に繋がっていると思われます。

またご覧のように、12.3期から激減しています。
これの本当の理由には、まだたどり着いていませんが、無担保1兆7084億円・369万口座の中の5754億円・163.3万件の過払いは、ほぼ終焉と言ってよいでしょう。

では次に、単体の
金額1兆1330億円、口座数205.7万件を崩しに行きます。

  • >>623

    以前(2016.11.8)にも同様の切り口で投稿しましたが、
    今回は精度・ボリュ-ム共、レベルアップしています(自分で言うか)

    過払い請求を完全拒否出来るのは、時効しかありません。
    今年の7月で上限金利引き下げから、ようやく10年。
    しかし、過払い返金は2004年4月(3億1000万)から計上しています。

    やはり最も信頼出来る数字は、当時の時系列の完済者、これしかありません。
    以下、大元の無担保金額1兆1330億円、無担保口座数205.7万件の半期毎の完済推移を見て行きます。
    おっと、その前に。
    肝心なのは、20%以上の金利対象者とその金額。
    以下の表は大元の金額・口座数からその数をデータブック等を調べ割り出した数字です。
    2006.3ですと、金額1兆1330→1兆117億円、口座数205.7→184.9万件となります。
    この数字が本丸中の本丸、我々の近い未来を左右します。

    (金利20%以上の残高/億円 口座数/万件)
    (表1)  金額  口座数
    2006.3 1兆0117  184.9
    2006.9  9671  174.5
    2007.3  8888  160.8
    2007.9  7521  138.2
    2008.3  5570  106.4
    2008.9  4301  83.8
    2009.3  3438  71.0
    2009.9  2693  60.0
    2010.3  2070  50.5
    2010.9  1479  39.8
    2011.3  1097  32.3