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(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2019/09/24〜2019/10/14

 財務省のサイトで、今年6月に開かれた市場関係者との懇談会の議事要旨を見ていたら

>海外投資家は必ずしも日本国債に魅力を感じて投資をしているわけではなく、日本の投資家の為替ヘッジ投資の相手方となって得た円の運用先として国債を購入している場合も多く、本来の最終投資家と言えるかは疑問。スワップで超過リターンが得られなくなれば一挙にポジションを解消する可能性もある。

 という意見が目についた。今後、GPIFが日本国債を減らし外債を増やしていくのであるから、GPIF以上に、ゆうちょ、簡保、生保、地方銀行も同様の動きを加速せざるを得なくなってきているはずで、

 「日本の投資家の為替ヘッジ投資の相手方となって得た円の運用先として国債を購入している場合」の比率はかなり高いのだろう。

 そして、国内における受け手はJOB以外にはない。日本国債の管理は、ますます困難になってくるだろう。

 現在は、海外機関も日本国債に価値を見出しているようだが、海外保有比率が高まるとともに、「スワップで超過リターンが得られなくなれば一挙にポジションを解消する可能性」が高まっているはずで、日本国債暴落、金利急上昇は、なんどき起こっても不思議ではないのではないか。

 日本財政破綻可能性を否定する論者は、いったい、こうした点を考慮した上で論じているのだろうか?