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米大統領選介入疑惑、下院の調査は難航
高まるニューネス下院情報委員長への圧力By BYRON TAU AND ARUNA VISWANATHA
2017 年 3 月 29 日 12:40 JST
米下院情報委員長の言動が物議を醸し、議会における重要人物の証言を司法省が制限しようとしたことが判明する中、ロシア政府による大統領選への介入に関する調査は議会で難航している。
 米下院情報委員会のデビン・ニューネス委員長(共和党・カリフォルニア州)は、機密情報に目を通す目的で先週ホワイトハウスを訪問し、さらに公聴会の中止を決定。これら判断を受け、民主党上層部や議会の共和党議員たちは同氏が身を引くことを求めている。
 情報委員会のメンバーである民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州)は「われわれの調査は停滞している」とし、「今はすべてがとまってしまった。定例の会議すらも行われていない状況だ」と話す。

 情報委員会は国家の情報機関を監督する重要な役割を担うため、与野党が協力して運営される伝統があり、今回の不協和音は極めて異例だ。
情報委員会における仲たがいは、議会におけるFBIのジェームズ・コミー長官の証言にも遅れを生じさせている。委員会の民主党トップであるアダム・シフ下院議員(カリフォルニア州)は、コミー氏の召喚を求める書簡にサインすることを拒否。委員会内の共和党勢力にオバマ前政権関係者の公聴会を開かせることを狙う。事情に詳しい関係者によれば、コミー氏は両党合意の上での召喚でない場合は議会で証言をしたくない意向だ。
 27日に行われる予定だった情報委員会の定例会議は中止となり、30日に予定されていた会議もキャンセルされるなど、不和はさまざまな場で見られている。
 委員会は28日に公聴会を開き、サリー・イェーツ前司法長官代理、ジョン・ブレナン前中央情報局(CIA)長官、そしてジェームズ・クラッパー前国家情報長官が証言を行う予定だった。
 だがニューネス氏は公聴会の中止を決定。同氏は匿名の情報筋と会うために先週ホワイトハウスを訪れ、ドナルド・トランプ米大統領の政権移行関係者の通信の一部が偶然に米情報機関によって傍受されていたことを知ったと明かしている。