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ファミリーMが16年ぶり高値 指数採用の思惑
 午前中に前日比310円(4.9%)高い6640円まで買われた。約1カ月ぶりに年初来高値を更新し、2000年2月以来約16年ぶりの高値圏。ファミリーMは同業のユニーGHD(8270)を吸収合併し、9月1日に経営統合する。現在日経平均株価の構成銘柄であるユニーGHDの代わりに、「経営統合後の存続会社であるファミリーMが構成銘柄として採用される」(国内大手証券)との思惑が買いにつながっている。
 株価が3桁のユニーGHDに対し、ファミリーMは4桁と水準が異なる。みずほ証券は7月28日付リポートで、ファミリーMが日経平均にみなし額面50円で選定されると指摘。吸収合併の存続会社が指数構成銘柄に選定された類似事例として、2006年に当時非採用だった豊田通商(8015)によるトーメンの完成子会社化が参考になるという。みなし額面は両銘柄ともに50円で、株式交換比率による調整は行われなかった。「今回も同様の扱いとなる可能性が高く、株価水準がユニーGHDの7倍のファミリーMが採用のインパクトは大きい」。
 みずほ証券の試算によると、統合後のファミリーMが日経平均に採用される場合、日経平均に連動したパッシブ型運用の買い需要はユニーGHD株に割り当てられるファミリーM株を除いて1379万株、832億円にのぼる。
〔日経QUICKニュース〕