ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)サンリオ【8136】の掲示板 2018/08/31〜2019/03/06

【ここ数年の株価低迷について】
直近数年の高値は2013年の6,270円です。その後低迷してゆき、2014年4,675円 2015年4,320円 2016年2,842円です。
大局的にはなにがあったか。

2008年に現社長の息子である辻邦彦副社長に誘われ、同年元首相の息子ハーバード・ビジネス・スクール出身の鳩山玲人氏が入社して同社米国法人のCEOに着任しました。
辻邦彦副社長と両輪で始めたのが、それまでの小売ではなくご存知ライセンスビジネスです。
これは当たりました。元手いらず、キャラクターの使用権販売です。業績急上昇です。辻信太郎社長の株主総会で鳩山玲人氏を絶賛したのです。当時はね。
株価も6,270円まで上がりました。

ところが、2013年11月辻邦彦副社長が米国就業中に逝去しました。大波乱です。会社長期人事ビジョンが急変です。
この辺りから辻信太郎社長がライセンスビジネスに疑問を呈するようになりました。会社の理念とライセンスビジネスが少し違うと云うわけです。
業績を犠牲にしても本来の姿に戻そうと云うわけで、ライセンスビジネスを縮小を始めたのでした。
そうなるとお役御免になるのが鳩山玲人氏で、映画部門と云う閑職に移動の上ついに2016年6月に退任退社となったのです。
その後色々あるものの業績が低迷し始めることになってしまいました。

2013年から5年の歳月が過ぎて会社人事も、辻信太郎社長の孫朋邦氏の体制を整えつつあります。
株価のあまりの低迷に驚いた辻社長も、株主総会発言では、朋邦氏の体制になればライセンスビジネスも致し方なし、との旨の発言もありました。

さてさて儲かると分かっているライセンスビジネスを温存している現在ですが、今後どうなるでしょうかね。
幸い業績も回復に向かっていますがね。