投稿一覧に戻る 菱洋エレクトロ(株)【8068】の掲示板 2015/04/29〜2020/03/11 816 *** 2019年8月25日 16:51 従来(左)と新シリーズ(右)の熱交換器の配管形状(出所:三菱電機) 冷媒には「R32」を用いる。R32の地球温暖化係数は675で、同2090のR410A冷媒よりも環境負荷を抑えられる。さらに、アルミ扁平管熱交換器の採用によって冷媒封入量を従来比で約33%(二酸化炭素換算値で約78%)削減。新型のインバータースクロール圧縮機の搭載によって、エネルギー消費効率(冷却COP)を3.06~3.69としている。 モジュール1台の外形寸法は、高さ2350×幅1080×奥行き3400ミリ。上記の圧縮機の搭載によって、同サイズで40~70馬力をそろえた。例えば280馬力相当のシステムを組む場合、70馬力のモジュールを4台設置すれば、40馬力のモジュール7台を設置するのに比べて設置スペースを約43%減らせる。それに伴って配管などの付帯設備も減らせるので、設備コストや工数の削減も図れる。 ラインアップは、200ボルト・散水なしの仕様で40/50/60/70馬力。定格冷却・加熱能力は118/150/180/200キロワットだ。ヘッダー配管を内蔵したタイプと冷温水ポンプを内蔵したタイプ、ヘッダーやポンプを内蔵しないタイプを用意した。ヘッダー配管は、複数の空冷式ヒートポンプチラーと冷温水配管を接続するための集合配管。これを内蔵することで、施工で必要な配管スペースや接続箇所が減り、施工の手間と時間を省けるという。 空調冷熱総合管理システム「AE-200J」に接続して、液晶タッチパネルでの操作やスケジュール運転できるようになる。同システムはビル用マルチエアコンや設備用パッケージエアコン、産業用除湿機、低温機器、業務用ヒートポンプ給湯器にも対応しており、これらと新シリーズの総合管理を実現する。 (ライター 松田千穂) そう思う3 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
*** 2019年8月25日 16:51
従来(左)と新シリーズ(右)の熱交換器の配管形状(出所:三菱電機)
冷媒には「R32」を用いる。R32の地球温暖化係数は675で、同2090のR410A冷媒よりも環境負荷を抑えられる。さらに、アルミ扁平管熱交換器の採用によって冷媒封入量を従来比で約33%(二酸化炭素換算値で約78%)削減。新型のインバータースクロール圧縮機の搭載によって、エネルギー消費効率(冷却COP)を3.06~3.69としている。
モジュール1台の外形寸法は、高さ2350×幅1080×奥行き3400ミリ。上記の圧縮機の搭載によって、同サイズで40~70馬力をそろえた。例えば280馬力相当のシステムを組む場合、70馬力のモジュールを4台設置すれば、40馬力のモジュール7台を設置するのに比べて設置スペースを約43%減らせる。それに伴って配管などの付帯設備も減らせるので、設備コストや工数の削減も図れる。
ラインアップは、200ボルト・散水なしの仕様で40/50/60/70馬力。定格冷却・加熱能力は118/150/180/200キロワットだ。ヘッダー配管を内蔵したタイプと冷温水ポンプを内蔵したタイプ、ヘッダーやポンプを内蔵しないタイプを用意した。ヘッダー配管は、複数の空冷式ヒートポンプチラーと冷温水配管を接続するための集合配管。これを内蔵することで、施工で必要な配管スペースや接続箇所が減り、施工の手間と時間を省けるという。
空調冷熱総合管理システム「AE-200J」に接続して、液晶タッチパネルでの操作やスケジュール運転できるようになる。同システムはビル用マルチエアコンや設備用パッケージエアコン、産業用除湿機、低温機器、業務用ヒートポンプ給湯器にも対応しており、これらと新シリーズの総合管理を実現する。
(ライター 松田千穂)