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住友商事(株)【8053】の掲示板 2017/07/10〜2018/02/02

世界最大の資産運用会社であるブラックロックは日本株に対する強気を維持し、2018年はグローバル比較で優位性があると予想した。世界景気の回復や国内のデフレ脱却期待などマクロ環境の良さに加え、ミクロでも企業収益の体質強化が着実に進んでいるとみるためだ。

  ブラックロック・ジャパンの福島毅最高投資責任者(CIO)は18日のインタビューで、同社では債券より株式に魅力があると考え、地域別では新興国・地域、アジア(日本除く)、日本、欧州株の見通しを「オーバーウエート」としていると説明。「単にマクロが良いだけではなく、構造改革などがあり、それぞれのストーリーがある」こうした地域の中で、まだ改善過程にある新興国が最も魅力度が高いが、「その次が日本」との認識を示した。

  世界的株価指数MSCIの17年の地域別パフォーマンスは、21日時点で米国がプラス20%、日本がプラス18%、欧州がプラス7.1%高。一方、ブルームバーグ・データによると、株価収益率(PER、予想ベース)は米国20.3倍、欧州16.1倍に対し、日本は15.2倍と3地域の中で最も割安な水準となっ・・・


有望な投資対象としてはグローバルでテクノロジー株と金融株を挙げたが、日本の銀行株は「配当利回りのバリューはあるが、業務純益はむしろ減少するなど前向きのストーリーに乏しい」と指摘。海外は金融でバリューを取るものの、「日本ではバリューは内需株、テーマ性のある中小型株で取ることになる。業績が良いモメンタム株とバリュー株のバランスというのが大事だ」と言う。さらに日本では、「金融より商社の方が良い。グローバル景気回復の恩恵やPERの低さ、配当利回りの高さが理由」とも話した。