ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2019/06/01〜2019/08/06

昨年12月からの3回にわたる自社株買い 目標は1億株だが これは予算/取得株価の関係から無理だとしても 株主還元への積極策は 高く評価してよいもの。
しかし ここで 忘れてならないのが CITICへの共同投資の際に タイCPと行った株の持ち合い。  CPに対して伊藤忠は割当増資の形で6,350万株(当時の伊藤忠株式の3.82%)を866億円で譲渡 (その後の株価の値上がりで 昨年3月末現在では 評価1,322億円 シェアー4.09% となり CPには大きな含み益にが生じている) 一方伊藤忠はCP本体ではなく その子会社CP フーズ株の25%を870億円で取得したが CP フーズ株価の大幅値下がりで 伊藤忠は365億円もの減損を強いらることになった 従い この株の持ち合いは 伊藤忠にとっては 現在のところ 大失敗であったことになるが より懸念するのは CPの持つ6,350万株の行方 直ぐにではないとしても いずれCPはこの大きな含み益を確保するために 伊藤忠に株の引き取り あるいは市場での売却に出る可能性もあり その場合には せっかくの1億株の自社株買いの効用がほとんど失われてしまうことになる。 考えすぎかもしれぬが やはり気にはなること。

  • >>346

    会社に対する疑問 苦言を。。

    昨年5月 会社は香港上場のCPP(タイCPの子会社)株について 株価の著しい下落により 期末時点での株価と簿価との差額365億円を減損処理すると発表した
    当時は好決算に紛れて たいして話題にもならなかったが 前稿の通りCPP株はタイCPとの株の持ち合いの結果 870億円を投じて取得したもので 取得後わずか3年ほどで40%を超える減損とは まったく信じられないものがある 持ち合いに於いて CP本体の株ではなく子会社CPPの株を取得したのが 誤りだったということだが この判断の誤り 結果論では決してかたずけられない 経営上の重大な失策だ  一方CPに対しては 割当増資まで行って 発行株数の4%に当たる6,350万株を866億円で譲渡しているが かたや365億円の減損 かたや数百億円もの含み益 この差も大きいが それにしても 何故CPに対して 伊藤忠本体の最大単独株主の資格を与えるまでに厚遇したのか. それがCITIC株共同投資の条件であったのであろうか?  当時伊藤忠はCPのCITIC株の払い込み資金の一部を立て替え払いまでしてCPを厚遇したいきさつもあるが さらにCPは中国全土でファミマチェーンを展開する計画があるなどとも報じられ いかにも伊藤忠にとって魅力のある株の持ち合いなどとされた しかしタイ本国でセブンと組んでコンビニチェーンを展開しているCPが たとえ舞台が中国と変わっても ファミマと組むなど土台無理な話であったわけだ(伊藤忠が 現在行われている 台湾頂新との訴訟結果次第で 或いは中国でのファミマチェーンを失うリスクまで抱えているのは皮肉な話でもある) CITIC共同投資の話はCP側から持ち掛けられたというが 伊藤忠がCITIC との協業が一向に進まないのに反し CPは次から次へとCITIC との協業を進めていると伝えられているのも 伊藤忠はCPにうまくやられたという印象がぬぐえないものがあり  CPは伊藤忠よりも1枚も2枚も役者が上手ということなのか。 前稿の通り CPが今度は 巨額の含み益の現金化を図るため 伊藤忠に持ち株の処分を言い出さないことを祈るばかりだ。