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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2018/01/14〜2018/03/08

「最悪の場合、売ったらいい。国有企業で上場しているので、買いたい所はいくらでもある。」
の出典です。
「資産価値が上がる。」「株価が2倍になる。」は読み違いですが、100兆円の資産がある国営企業ですので、
減損対象にはなりにくいのではないかと思います。
12月期の決算が今月中に発表になりますので、その際事業内容を分析したいと思います。


全文掲載 商社特集インタビュー 岡藤正広 伊藤忠商事社長 2015年6月23日号
(週刊エコノミストの記事です。上の行をコピペして検索すれば全文が読めます。)
前略
-- 出資額約6000億円という集中リスクもあるのでは。

岡藤 6000億円がゼロになるのなら集中リスクだが、そうではない。むしろ6000億円をいろいろな中国企業にバラバラに投資するよりも、まとまっているからマネジメントしやすい。しかも国営企業だ。
 CITICへの投資は、博打(ばくち)ではない。お金をキャッシュで持つか、優良資産という株で持つかの違いだけ。個人でも一緒。キャッシュで持っていても増えないが、株で持っていたら、今年だけで2割近く増えた。それに資源の投資などは、毀損する可能性があるが、これは株。しかもゼロになる株ではない。CITICのPBR(株価純資産倍率)は1倍を割っている。5年後の株価は2倍にはなる。取り込み利益は3年後に700億円だ。
 加えて、CITICの資産価値が上がる。最悪の場合、売ったらいい。国有企業で上場しているので、買いたい所はいくらでもある。今すぐに売りはしないが。このほか、CITICと組んで商売できるメリットもある。
 出資を発表した当初は、中国リスクのほか、CITICがどんな会社か分からないというわけで、マーケットが非常にネガティブに反応した。だが、徐々に理解されるようになってきている。