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任天堂(株)【7974】の掲示板 2024/05/17〜2024/05/27

ソフトの前方互換や後方互換で、その長期のサポートで、すなわち10年とか50年とかの動作維持では、ハードの解像度とか性能とかは問題になりません。要するに、ハード的には、かなり互換性が維持できます。

ではどこが問題になるかというと、OSや開発環境のライブラリなどの基本環境は時代の流れに沿って更新されるのに対して、ゲームソフトは開発が完了すると更新は止まるので、次第にソフトの基本環境での整合性に小さな見つけにくい齟齬が生じて、それが問題になるのです。

しかも、ソフトも基本環境も、その開発に関与した人がいなくなっていることが多く、問題の修正ができなくなっていることがあり、さらに一つを修正すると、それが原因となって別の問題が起きることがあり、現実には対処が難しいということです。

そんなことをするよりは、初めから、最新の環境を用いてリメイクしたりリマスターする方が早くて安全で確実だということです。

しかし、この問題を回避できる手段があります。それはコンテナ技術を使い、動作している環境をOSやライブラリなども含めてそのままコンテナに封じ込めてしまい、それを仮想マシン上で開封して動作させることです。

スイッチでは、最初からこういう仕様になっているので、その狙いはソフトの利用寿命の最大化であることは確実です。

やりようによっては、100年後でも、ソフトを動作させられます。