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任天堂(株)【7974】の掲示板 2024/05/09〜2024/05/13

任天堂の問題点は開発力の払底です。それはシリーズ系のソフトの販売サイクルの遅れを見れば明らかであり、そのソフトに親しみしみながらも、もう飽きたと思い忘れ始める頃に、またシリーズの次のソフトが出れば強く買いたく思うのに、その肝心な時期にソフトが出せません。

例えばリングフィットアドベンチャーなどは、継続して遊ぶ必要があるソフトであり、3年くらいでシリーズの新作が出て欲しかったのに、出ていませんから、その流れが細くなっています。

それを任天堂もわかっているので、ゼルダBotWでは、簡単にできる続編としてゼルダTotKを出しています。

さらに、それをよくわかっているのがポケモンであり、確かにゲームとしての品質は任天堂に比べて落ちますが、それは簡単に速くできることを優先した作風であり、そのマイナスの代償として、シリーズを迅速に出すことを実現していて、ポケモンという世界を子供達に定着させることに成功しています。

もしこれが、6年サイクルくらいの寡作のゲーム制作サイクルであれば、ポケモンで遊んだ子供たちは、次のポケモンが出る頃にはもう青年になっていて、忘れていて、買ってはくれません。

ポケモンは健闘しています。

任天堂がそれをやるためには、社員数が圧倒的に不足しています。今のシリーズ種類で、発売の頻度を倍増させるには、今の開発要員の数である5000人を、10000人まで倍増させる必要があります。

もちろん、任天堂はそれを認識していて、4年間で採用に1000億円の資金を使い、50000平米で5000人が働ける開発棟を新しく建設し、去年も1000人規模の増員をしている証拠は決算書に記載されているので、増員は着地ゅくと進んでいることはわかります。

今はその取り組みの結果を待つ時期ということでしょう。