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任天堂(株)【7974】の掲示板 2024/04/20〜2024/04/30

大体、任天堂の諸経費の合計を2千億円から3千億円として、10年間利益がゼロでも金融機関に頼らなくても会社を維持できる蓄えとして安心できる額は、2兆円から3兆円です。

なぜそんな蓄えが必要なのかというと、ゲームビジネスは当たり外れがあり、ワーストケースでもこれだけの蓄えがあれば、最良な状態で戦うことができ、良好な状態で復活できるからです。

これは時間軸方向の多角化と見なすことができ、実は多角化をしているのです。

今はどんな業種でも強い企業がいますから、今から事業を開始して成功する可能性はかなり低いですから、安易な多角化は逆にリスクを抱えることになります。

今のIPの貸し出しは、連帯主義的であり、世界に味方の企業を作ることになり、異業種の敵は、任天堂と攻撃する前に、提携先の敵と同業の開始を攻撃しますから、防衛でも有利です。

例えば、遊園地でアメリカの最大手と敵対していますが、ユニバーサルスタジオと提携することで、ユニバーサルが盾となり攻撃が分散化されます。

さらに任天堂の弱点は開発力の払底であり、人材不足なのに、さらに異業種に手を出せば、この弱点がさらに大きくなります。

提携は、最小の人手の派遣で、最大の効果を得る、とても賢いモデルです。