任天堂(株)【7974】の掲示板 2021/08/13〜2021/08/18

ポケモン良さそうですね。

ソフト開発では、新たな環境が発売されてから、開発環境の洗練が始まり、開発者の経験の蓄積も始まり、高速化のノウハウも溜まり、それらの熟成するまでには４年くらいの時間はかかります。

ハードの特徴を活かし、最適が進み高速でまともなソフトが発売され始めるのは、ハードの発売開始から４年を過ぎたあたりからです。

しかしこれまでの任天堂のハード環境では、この環境の熟成が進むあたりで、もう次のハードが開発され、開発者はまた慣れない荒れた新しい環境で、ゼロから開発を始めなければなりませんでした。

コントローラひとつをとっても、画面サイズ、機器構成、性能など、ハードも一貫性がなく、開発環境もバグか多い環境であったことでしょう。

ピークアウトの影には、開発側の絶望もあったということです。

しかしスイッチではこの絶望はありません。環境が継続するからです。

スイッチでのソフトの豊作はこれから始まります。

しかもソフト開発にとってありがたいことは、スイッチの累計販売台数が多く、顧客数が多いことと、スイッチの寿命が長く、ソフトが長期にわたりお金を生み出すことで、開発リスクを下げてくれます。

また画像指向でないため、開発コストの低減にもなります。

ピークアウトしないということは、見えないメリットが沢山あります。

アナリストはこのあたりも見えていません。

開発を知らないアナリスト、経営を知らないアナリスト、企業の予算計画を作成した経験のないアナリスト、彼らに何がわかるのでしょう。