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任天堂(株)【7974】の掲示板 2020/06/24〜2020/06/26

媒体という概念と、知的資産という概念を軸に考えます。なんだそれは!?、と言われそうですが、この程度に抽象化して考えてもいいところまで環境が成熟してきているということです。

任天堂にとっての媒体の範囲が広がっています。USJなども組織としての媒体ですし、ナイアンティックも同様にグーグルマップを含む媒体です。

スイッチも媒体です。スイッチは開発も製造もほぼ完全にアウトソースされ、任天堂が直接関与しているのは、U/Iの部分だけでしょう。旧技術に属する泥臭い開発などは完成に外部化されています。内部化する必要はありません。内部化するとしたら理由は他にあります。ターンラウンドを早くするとか、発想の柔軟性を高めるためとか、極めて異質な挑戦をするとかなどのための開発です。既製のものは徹底的に活用するということでしょう。そんなものに時間と人材を割り当てるような無駄はしないということです。

テンセントは丸ごと媒体でしょう。

任天堂にとっての弱点は開発者の払底です。任天堂にとっての開発者とは、任天堂でなければやれない開発を遂行できる人材のことです。

任天堂はそのコアで希少な人材を使い任天堂ならではの知的資産の開発と、次の人材の育成に邁進すべきです。

アウトソースできるものは徹底的にアウトソースすべきです。

とられることなんて心配する必要は皆無です。理由は簡単であり、他人の知的資産を横取りするよな開発者なんて弱虫て無能な開発者であり敵ですらありません。怖いのは素晴らしいオリジナルを開発できる開発者であり、そんな開発者は人真似なんて時間の無駄だからやりません。

テンセントが任天堂の知的資産を採用したのはテンセントは資本家だからです。資本の最大効率を考えれば得策です。

テンセントが内部に任天堂を作るには何年もの歳月と膨大投資が必要であり時間とお金の無駄です。

任天堂と提携すればすぐに黒字化でき、資金の無駄がありませんし、すぐに成長させられます。

資本としては当然の判断です。

任天堂とテンセントとの関係は知的資産と媒体との関係です。