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任天堂(株)【7974】の掲示板 2018/03/02〜2018/03/04

>>568

ホルダーの皆様お疲れ様です。3.19号 プレジデントに、楽天アナリスト今中さんの記事が記載されてます。キャッシュリッチで負債の少ない強固な体質。12年〜14年営業赤字でも研究開発費は削らず年500億は維持されていたとの事。開発費用は年次決算計上なので、ゲームが売れれば後の営業利益が上昇する まさに本年度スイッチ相場から始まっています。

  • >>575

    【「BS経営」の任天堂】

    プレジデント誌では「バランスシート経営」の代表例として紹介されていますね。貸借対照表を示してお決まりの「キャッシュリッチで無借金」の指摘から始まり,有形固定資産の少なさ(=いわゆる「持たざる経営」の実践)や研究開発費を維持する姿勢など,アホルダー諸氏にはおなじみの内容が紹介されています。

    任天堂が持つイノベーションの力はもちろん優れた人材とそれを活かす社風によるところが大きいですが,それを財政面がきちんと支えている姿が改めて確認できます。ここまでキャッシュリッチだと普通は株主から文句が出るものですが,商売の特性上たびたび訪れる不振期を乗り切るための担保として認識されているせいか,任天堂の場合は概ね前向きに評価されますね。今中氏の言うとおり「だから冒険もできる」体質の会社になっています。

    一方,記事ではあまり言及がありませんでしたが,広告宣伝費についてはここ3年ずいぶん低い水準のままになっています。不振期の事情からやむなく減らした面はもちろんありますが,しぶとい任天堂はそこから「お金をかけずに宣伝できる」方法を編み出したんですよね。ミニファミコンやらポケモンの活用やらオリンピックの閉会式やら,お金をかけずに,場合によっては客に金を支払わせながら宣伝をするのが本当に上手になりました。今回の記事とはテーマが違いますが,こういう面での改革も注目に値するでしょう。

    最近「決算見てますか」という語り出しで任天堂の将来性に疑問を投げかける投稿をされる方がいらっしゃいましたが,アホルダーとしては逆に決算の「推移」を見てますか,と問いたいところです。過去から現在までどこにお金をかけて,いかにして稼げる体質にしてきたのか,そして2~3年後にどんなレベルの決算を見込んでいるのか,ぜひご確認・ご検討いただいたうえで議論をしたいところです。