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任天堂(株)【7974】の掲示板 2016/03/01〜2016/03/23

やはり、長年世界中で培ってきた、任天堂のブランド力・潜在力は、
抜きん出ている。
パッと出のソシャゲメーカーは勿論、世界中を見渡しても、この様な
強い自社ブランド・コンテンツを持つ企業はあまりない。

昨年の10月の発表時には、表面的な部分しか見ることができない人間が、
やれ失望だ、マリオをなぜ出さないと、騒いでいたものだが。

常々、任天堂はコンテンツの安売りに繋がるような、
陳腐なソシャゲ参入はしないと宣言しており、スマホを介したソーシャル部門は、
あくまでも、窓口の拡大、水先案内の役割、と位置づけている。

今回のミートモも、その戦略に基づいたもので、
既存・潜在ユーザーが、気軽にコミュニケートでき、
任天堂コンテンツに触れる機会を増やす場所を、提供するためのものだ。

そうやって、ユーザーを拡大、囲い込みつつ、自社の製品・コンテンツを売っていく、
そういう、ビジネスモデルだと理解してる。

任天堂は、そういう戦略を可能にする、強力な自社コンテンツ資産と
ブランド力があるし、また、そういう戦略を取れるのは任天堂だけだ。

そういう特異性を無視して、その辺の、十把一からげのソフトメーカーや
ソシャゲ会社と、同じ土俵に立ち、同じ様なビジネスをすることを
主張してる人間は、本当に考えが浅はかだと言わざるを得ない。
まさに、己を知らず、敵も知らず。

市場変化に対応しつつも、ソシャゲバブルに安易に、踊らされていない、
地に足の着いた任天堂の戦略は、理にかなってると思うし、
今後、世界中で愛されるマリオをはじめとする、IP資産を活かしていけば、
単なるゲーム会社から、ディズニーの様な総合的なエンターテイメント
会社へと脱皮する可能性すらも秘めていると思う。