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興研(株)【7963】の掲示板 2017/10/17〜2019/03/17

「ソウルに脅威ないという米国の軍事オプション、すでに開始」

マティス米国防長官が先月18日に述べた「ソウルに脅威がない軍事オプション」の輪郭が表れている。

政府消息筋は26日、「これまで米国は破壊的な影響を憂慮し、軍事オプションを使う考えを持っていなかったが、実際にテーブルに載せてみると使える軍事オプションが多かったという話が米政府側からあった」とし「火力を動員した直接打撃でなくとも軍事的圧力効果を出せる軍事オプションは多いと話した」と伝えた。

この消息筋は「軍事攻撃の可能性を排除しない状態で武力示威の程度を高め、金正恩(キム・ジョンウン)政権の緊張度と疲労感を最大化する心理戦戦術を筆頭とするある種の軍事オプションが序幕を開いたようだ」と述べた。

今までソウルに脅威がない軍事オプションで斬首作戦・サイバー戦争・電子戦・ネットワーク破壊戦などが挙がっていたが、北朝鮮の反撃を排除できないという点で可能性は高くないというのが大半の意見だった。

実際、マティス長官の発言後、米国が動員した心理戦カードは従来の韓米連合訓練レベルの武力示威とは違った。強度と規模・内容で想像を越えるものだった。

代表的なのが、この発言の5日後に出てきた米国の長距離戦略爆撃機B-1B「ランサー」編隊の夜間奇襲機動だ。当時、超音速戦略爆撃機B-1B編隊は東海(トンヘ、日本名・日本海)の北方限界線(NLL)を越えて公海上を飛行して戻ってきた。続いて10日には東海で軍事境界線(MDL)南の内陸を通過して西海(ソヘ、黄海)上に抜けた。B-1Bは地下壕を破壊できるGBU-31誘導爆弾などを搭載した、金正恩政権の首脳部を狙う核心戦力だ。