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(株)アルメディオ【7859】の掲示板 2024/02/09〜2024/02/15

>>501

おはようございます。
ナノマテの進捗は勘弁してあげて下さい。
炭素繊維複合材料が一般の射出成形や押し出し成形機で
簡単に作れる技術や簡単にリサイクル出来る話はなかなか世間一般の常識からはかけ離れています。
世間一般では炭素繊維複合材料と言ってもプラスチックの親玉位の認識でしょう。
相手企業の担当なら十分な知識で理解する事は容易ですが、何と言ってもエンドユーザーは世間です。
口火を切って最初に使うのはなかなか勇気が必要なのかもしれません。
アメリカの話で恐縮ですが、3、4年位前ですがトラックの足回りに炭素繊維複合材料製の部品を開発した企業が有りました。
値段強度は今までの金属製とほぼ同じ。軽さは圧倒的に軽い。
採用になり、販売店組合に説明で反対意見が続出しました。
開発した企業は販売店組合に対して丁寧な説明をして納得してもらいました。
世間一般に公表して生産開始のはずでしたが、今度は
足回りにプラスチックを使うトラックには乗れないと
ユーザーから反対が続出しました。
とうとう足回りの部品は金属製に戻ってしまいました。

アルメディオの新素材入のカーボンボルトを作っている
古田化成の社長さんも販売の苦労ではデータでは理解してもらっても金属製でない部品を使う抵抗感みたいなものを感じでいるようでした。

そのアメリカでは1年位前には有る有名な自動車メーカーの生産ラインのアームを含む部品が壊れた。
今までの金属製なら数ヶ月かかる、自社グループなら1,2ヶ月新素材なら3週間程度で出来るということで新素材の部品が採用されています。
今やアメリカでは強度がなんて話にならない様です。
コストや納期が問題なんですよね。
そのアメリカの炭素繊維複合材料はアルメディオの新素材よりもはるかに高い値段ですので生産ラインのような単品ものなら良いようですが、大量生産されるものには
コスト面で合わない様です。
アメリカではあっと言う間に新素材の有用性が広がりましたが、日本でも同じだと思います。
どんな所に使われても軽いのは最強だと思います(笑)
因みに生産ラインのアーム部品を炭素繊維複合材料に変えた自動車メーカーは重いアームで重い部品を運んでいたラインが軽いアームで重い部品を運ぶ事に変わったせいで
電気代が安くなったと報告しているとの事でした。