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 中国の主要ディスプレイ企業の業績が低迷している。

◎BOE:
第二四半期の業績を発表したが、純利益は対前年比36%減少。
原因は、(1)大型LCDの供給過剰で単価が急落したこと。(2)大規模な投資で金利増、減価償却増などのコストアップ。(3)FOMLCプロセスの歩留まり低迷でP30用のフレキシブルOLED供給量が目標通り確保できなかったこと。

 更に、下期も市場の需要不振見込みでHuaweiからのフレキシブルOLED受注が目標よりも大幅に減少していることで、下期のOLED出荷量は対前年比40百万台ぐらい減少すると予測している。

◎CECパンダ:
 第二四半期の純損失が6.67憶元と大幅な損失が発生した。
CECパンダはLCD事業が主力であるので、BOE同様単価の大幅な落ち込みによるもの。CECパンダは8世代に続いて8.6世代に多額の投資をしたのでLCD市場供給過剰により追い打ちを受けた。この第二四半期業績には新ラインの8.6世代の業績がネグレクトされているので、実際には更なる損失が加算されている模様と言われている。

 結論的に、業界筋では、BOEもCECパンダも先行きの投資が見直されるのではないかという懸念を抱いている。