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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2020/05/17

日本では、当初、新型コロナ用のPCR検査キットがなく、国立感染症研究所は、全国での検査体制を自力で整える必要があった。

新型コロナ検査用のプライマーの製造を日本遺伝子研究所に製造依頼して対応。
感染者の増加に伴い日本遺伝子研究所だけでの製造では間に合わず、ロシュの試薬キットを研究試薬でありながら、特例で認可した。

新型コロナ検査用キットと言ってもこのプライマーのみを揃えれば、どこの会社
でもキットを発売できるが、このプライマーの設計で各社の検査キットの感度、
特異性が変わる。

日本では、遺伝子検査試薬と言えば、タカラバイオ。この度も唾液用の前処理試薬を含めたPCRキットも先行。多くの病院では、タカラのPCR装置が一番多く設置されている。家畜保健所もほとんどタカラのPCR装置。

PSSの装置は、遺伝子抽出から、PCR検査含めて完全自動化なので、試薬キットを完成させれば、完全に優位。その試薬、特にプライマーの設計製造、さらに凍結乾燥試薬とハードルは高いが、技術バカの社長は、挑み続ける。

これが、逆に災いして、申請が遅れている。歯がゆいが、株主として応援したい。早くても6月、試薬が完成しなければ、どんどん遅延していく可能性大。だからこの株は、中長期。

申請、許可が遅れる度に、各社が先行。もどかしいばかり。
病院へは、短期では、PSSの機器、試薬は、売れないであろう。すでにPCR装置が導入されている病院は、驚くことに数少ない。保険適用の遺伝子検査項目が少ないから。癌遺伝子関連と、感染症関連のみ。高価な機器を購入して、自前でやれば赤字。大きな腫瘍病理部を持つ病院か、感染症の診断に力を入れている病院のみ。
PSSのターゲットは、大学病院、研究所。だから、世界中。

日本での新たなPSSの機器、試薬のターゲットは、特需の新型コロナ対応で追われる各自治体。しかし、その対応は、かなり進み、PCR装置の追加購入が、3〜4月にされている。認可が遅れれば、予約の秋田県もわからなくなる。
いくら人気商品でも、待っている時間は限られる。急げPSS。