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あまりにも稚拙な買い煽りが多いのでダメ押しておきます。
下の数字は2002年以降の営業利益率の推移です。
2005~2006年あたりから利益率が上昇に転じています。株バブルがはじけ、ライブドアショックなどで景気は決して良くなかったはずです。
更に2014年から極端な数字に変貌しています。
ネットの書き込みやSNS、QAサイトを見ていると、2005年~2006年あたりから修理に関するトラブルが増えています。
当局は絶対に調べるべきです。
相談内容は壊れてもいないパソコンが壊れたことにされ高額請求、ソフトの修正で済むところを再インストール必要と言って高額請求といった内容です。
おそらくこれで暴利を貪ったのでしょう。故障したことにした商品を二束三文で下取れば他店で中古品として販売でき、ボロ儲けです。
さらに・・・2014年からの営業利益激増は間違いなく不要なサービスてんこ盛りのサポート契約によるものでしょう。これは2012年~2013年の不振を一気に打開するための最終兵器だったように思われます。
2015年3月期は営業利益率6.0%という驚くべき高い数字を出していますが、これだけ儲けてもキャッシュが25億円も出て行っています。現金が回収できていないのです。翌2016年3月期は少し盛り返して5億円ほどプラスになっていますが、もし営業利益率が1~2%台であれば2016年も巨額のマイナスを出していた可能性がありました。
ボッタクリ営業を自粛することはつまり、死を意味するのです。
野島社長が姿を見せず、謝らず、ボッタクリを止めない理由はまさにそれです。
PCデポの年度別営業利益率
2002年 1.5%
2003年 1.5%
2004年 1.7%
2005年 1.9%
2006年 2.6%
2007年 2.0%
2008年 2.9%
2009年 2.9%
2010年 2.7%
2011年 2.9%
2012年 1.1%
2013年 1.7%
2014年 4.3%
2015年 6.0%
2016年 8.3%
明日上がるかどうかなんてどうでもいいのです。
もっともっと下がります。
人口減少時代の斜陽産業であることは世の中を知らない証券アナリスト以外はみんな知っているはずです。利益率が元に戻れば株価も元に戻ります。
100円台~200円台でお待ちしております。
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