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(株)コロワイド【7616】の掲示板 〜2015/04/07

>>16354

前提条件として、年間40,000円という考え方を変えないといけません。

「年間40,000円の株主優待」が、例えば現金やクオカードに置き換わるなら、おっしゃる通り、これほどの額を出すのは難しいと思います。
しかし、コロワイドの「年間40,000円の株主優待」は、以下の要素により額面通りの出費ではありません。

①売り上げに対して使用されるポイント
コロワイドから見て、お店での売り上げ=原価・経費では、当然ですがありません。
元々会社として利益を確保している売り上げ額面に対して、株主優待は1ポイント1円として利用できます。
例えば株主がコロワイド系列のお店に飲みに行って、5000円の支払いに対して5000ポイントを消費します。
この時、実際にコロワイドが仕入れや人件費に使った費用は、店や飲食の内容にもよりますが、1000円・2000円程度です。

②新規顧客が増える
普段、コロワイドのお店を利用しない人も、『株主優待のポイントを使うため』に、コロワイドのお店をわざわざ調べまで食べ・飲みに行く事があります。
また、株主が1人だけで飲食しに行くとは限りません。友人・知人や家族なども一緒に行く事もあります。
すると、株主でない人達も「こんなお店があったんだ、また今度来よう」という横展開もありえます。
つまり、優待を出すことで、新規の顧客獲得になるのです。
どの業界でも、新規の顧客獲得をするために高い広告費やマーケティング/営業費用を払っています。
その点、優待を利用する事で、黙ってても新規の顧客につながるわけですから、優待を出す意味は額面以上に大きいのです。

③使用されないポイントの存在
有効期限切れによるポイントの失効です。これが意外と多いです。
さらに今、優待は株主1人対して1枚付与されるカード制になり、オークションや金券ショップ等に売る事が出来なくなりましたので、このような株主側のポイント未使用によるポイント消失は、多くなっていると推測されます。