ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ワークマン【7564】の掲示板 2023/04/23〜2023/06/23

投下資本効率が激烈に降下している現実の数字を諸賢の誰もがみることができます。内部の数字が全部わからない。しかし、こういう仮説なら成り立つ。フランチャイズであるワークマンの商品の総投資額を推定する方法です。決算短信の貸借対照表をみて、流動資産である加盟店貸勘定と商品(本部所有の原価在庫)の総和から推測します。簡単に言います。加盟店貸勘定とは、店舗で商品在庫を持ってもらうために本部から自動的に融資する仕組みで、加盟店は、月々に得られる利益をもって少しずつ返済をしていきます。オープンアカウントという本部と加盟店との間の債権債務の口座です。この加盟店貸勘定は、売上高に関わらず欠かさずに返済します。住宅ローンで考えてください。返済方法が元利均等、元金均等返済のどっちであっても普通は、毎年、少しずつ減っていくものですよ。しかし、ワークマンはどうであったか?返しても返しても元金が増えていくことがあったのではないでしょう。間違いなく現実として。で、結論です。2018年のワークマンの商品総投下資本(推定)は、加盟店貸勘定63億円➕商品64億円で、合計127億円となります。すっと飛ばして5年後の2023年は、同じく商品総投下資本(推定)は、加盟店貸勘定135億円➕商品219億円で、合計354億円となります。計算をしてみてください。それぞれ何倍ですか?店舗数の違いは、暗算で推測できるでしょう。何でこんなに在庫が増えているのか?お分かりになりますか?

これだけメディアで、ワンワン騒いでいるのですよ。露出がすごい。看板替えの話題もすごい。どなたかも仰る通りで、既存店で見ないと駄目です。しかも確実に既存店に参入する店舗数が増えているのです。5年のうちに既存店売上高参入店舗数は、118店舗増えているわけです。ワークマンの個店単位のピークもお分かりになりますか?2020年度か21年度、令和2年から令和3年ということです。UNIQLOもフランチャイズあるのですよ。しかし、方向性が定まらず標準化も難しい。アパレルの新王者のワークマンですね。業態の乱立。どんどんアイテムが増えていく。風の吹く貴方任せの大騒ぎでしょう。お分かりでしょうか?既存店レベルの下降化は止まらない。負のスパイラルをどうしたら誤魔化せるのか?突拍子もない話題も止まないでしょう?そういうことです。