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(株)ノジマ【7419】の掲示板 〜2015/04/07

ノジマがITXを買収し淘汰前夜の携帯ショップに先手打つと下記のようにある投資週報に述べられている。

(参考)
  ノジマがITXを買収した真の理由は?
 最近の携帯電話業界では、ソフトバンクモバイルの広報担当者が、「最近になって、販売代理店のパフォーマンスやモチベーション向上につなげて、質を上げていこうとしているのは事実」と話す。こうした取り組みはKDDIやNTTドコモにも広がっていくと見られている。つまり、成績の悪い販売代理店が淘汰されれば、成績優秀な販売代理店にとっては出店余地が拡大する好機となる可能性があるわけだ。
 ノジマの野島社長には、この状況はチャンスに見えたはずだ。なぜなら、販売代理店の優劣は、結局のところ、販売員の質によって決まるところが大きいからだ。
 ノジマの販売員の質は業界内では定評があり、ITXの荻原正也社長は、「質ではノジマにかなわない」と言う。そのノジマの販売員の質を支えているのが、同社の従業員の正規雇用への強いこだわりだ。派遣社員など、比較的短期の勤務が多くなりがちな人材を多く活用する携帯ショップや家電量販店が多い中で、ノジマは異色の存在である。ノジマの携帯ショップも家電販売店も、販売員はほぼ正社員が占める。この体制がサービスの質を高め、販売店が選別される際に競争力を発揮し得るというわけだ。
ITXの荻原社長は、「ノジマの採用や教育のノウハウを活用して、ITXの人材の質を高めたい」と話す。今後、スマホの値段が下がることで2台目需要が見込めるほか、スマートウォッチなどウェアラブル端末が発売されれば、成長の余地はさらに広がると予測する。
  現在、ITXのショップ数は508店舗。そのうちソフトバンクのショップが占める割合は19%と決して高くない。だが、ノジマとITXがソフトバンクの動きを契機に、KDDIやNTTドコモの動きを先回りして、サービスの質を武器にシェア拡大に向けた準備に動いたと見れば、今回の買収の狙いは分かりやすい。