ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

テイ・エス テック(株)【7313】の掲示板 2024/09/28〜

  • >>259

    インド事業の貢献度を調べてみましたのでご参考まで
    画像は25年第3四半期決算短信の引用です。
    短信より24年4月〜12月末までのセグメント別シェア(%)を求めると下記の通り。カッコ[]内は23年同期間
    ===売 上==|==利 益=== 
    日本 18%[15] | 77%[82]
    米州 57%[53] | 4%[2]
    中国 16%[21] | 10%[8]
    アジア・欧州 9%(10%) | 10%(8%)
    ※※アジア・欧州=フィリピン/タイ/インドネシア/インド/バングラデシュ・ドイツ/ポーランド

    インド事業は「アジア・欧州」セグメントの一部で個別の売上利益は非開示。アジア・欧州セグメントの同期間売上は302億円・利益20億円です。

    以下は当方の推定ですが、インド事業の当該セグメントに於ける占有率が10%と想定すると売上30億円(1%)利益2億円(1%)。業績に与える影響は軽微です。また、6月竣工の新工場がフル生産可能に至るまで1年は要すると考えますため、翌26年3月期決算においても業績への貢献は軽微と予測できます。
     インドは将来的に重要な市場ですが当面のところインド事業は業績を直接左右するほどのイネーブラーではないと判断できます。

    かたや最大の課題は米州事業の利益率改善です。インフレによる原材料&労働コストの高騰に加えて、新たに生じたトランプ関税問題は直接的にも間接的にもマイナスの影響が大きいです。結果として今後の米州事業は赤字に陥る可能性が高いと予想します。
     また当社事業は完成車メーカーへの部材供給である以上、採算改善のためには完成車メーカーに仕入れ価格を上げてもらう必要があります。しかしながらトランプ政権下では完成車メーカーも不確実性の軛に陥っており部材の価格を値切ることはあっても簡単には値上げを受け入れられない状況ではないでしょうか。

    テイ・エス テック(株)【7313】 インド事業の貢献度を調べてみましたのでご参考まで 画像は25年第3四半期決算短信の引用です。 短信より24年4月〜12月末までのセグメント別シェア(%)を求めると下記の通り。カッコ[]内は23年同期間 ===売 上==|==利 益===  日本 18%[15] | 77%[82] 米州 57%[53] | 4%[2] 中国 16%[21] | 10%[8] アジア・欧州 9%(10%) | 10%(8%) ※※アジア・欧州=フィリピン/タイ/インドネシア/インド/バングラデシュ・ドイツ/ポーランド  インド事業は「アジア・欧州」セグメントの一部で個別の売上利益は非開示。アジア・欧州セグメントの同期間売上は302億円・利益20億円です。  以下は当方の推定ですが、インド事業の当該セグメントに於ける占有率が10%と想定すると売上30億円(1%)利益2億円(1%)。業績に与える影響は軽微です。また、6月竣工の新工場がフル生産可能に至るまで1年は要すると考えますため、翌26年3月期決算においても業績への貢献は軽微と予測できます。  インドは将来的に重要な市場ですが当面のところインド事業は業績を直接左右するほどのイネーブラーではないと判断できます。  かたや最大の課題は米州事業の利益率改善です。インフレによる原材料&労働コストの高騰に加えて、新たに生じたトランプ関税問題は直接的にも間接的にもマイナスの影響が大きいです。結果として今後の米州事業は赤字に陥る可能性が高いと予想します。  また当社事業は完成車メーカーへの部材供給である以上、採算改善のためには完成車メーカーに仕入れ価格を上げてもらう必要があります。しかしながらトランプ政権下では完成車メーカーも不確実性の軛に陥っており部材の価格を値切ることはあっても簡単には値上げを受け入れられない状況ではないでしょうか。

    投資の参考になりましたか?